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2006 GERMANY

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2006 GERMANY

”史上最強”の挑戦

2002年日韓ワールドカップを経て、その”夢の舞台”に立った選手も、立てなかった選手も、
”黄金世代”と呼ばれる選手の多くが海外に活躍の場を移していた。
中田英寿選手や小野伸二選手に加え、稲本潤一選手、中村俊輔選手、
高原直泰選手たちの活躍によって、”世界との壁”に挑むことは”日常”となっていた。

日本代表は新監督に世界的な名手であったジーコ氏を迎え、”黄金世代”を中心とした日本代表は2004年にアジアカップを連覇、翌年には世界最速でのワールドカップ出場権を獲得、
親善試合ではイングランド代表に、コンフェデレーションズカップではブラジル代表に引き分けるなど、世界の強豪国とも渡り合ってみせた。

世界を舞台に活躍することを”日常”とした選手個人の活躍に加えて、
チームとしても結果を出し続けていた日本代表は当時”史上最強”とされ、
日韓ワールドカップでのベスト16を超えていくことへの期待は必然的に高まっていた。

しかし、その大きな期待はドイツの地で儚く散ってしまう。

初戦オーストラリア代表を相手に中村選手のゴールで先制するも、
試合終了を目前にした84分に同点ゴール、その後に立て続けに2失点を喫して1−3の逆転負け。
勝利が欲しい第2戦クロアチア代表との一戦は、川口能活選手がPKストップを決めるなど守備陣が奮闘するも、攻撃陣が決定的チャンスをものに出来ずスコアレスドロー。
最後の望みを託したブラジル代表との第3戦、前半開始早々に玉田圭司選手のゴールで先制するも、
そのゴールによって本領発揮した前回王者の前に1−4の大敗。

その後、現役引退を発表する中田英寿選手が、センターサークルで仰向けに寝転ぶ姿が、
夢半ばで潰えた”史上最強”の挑戦を象徴していた。

選手一覧

PLAYERS

GK

  • 楢﨑 正剛
  • 土肥 洋一
  • 川口 能活

DF

  • 茂庭 照幸
  • 駒野 友一
  • 宮本 恒靖
  • 中田 浩二
  • 三都主 アレサンドロ
  • 坪井 慶介
  • 加地 亮
  • 中澤 佑二

MF

  • 遠藤 保仁
  • 中田 英寿
  • 小笠原 満男
  • 中村 俊輔
  • 福西 崇史
  • 稲本 潤一
  • 小野 伸二

FW

  • 高原 直泰
  • 巻 誠一郎
  • 柳沢 敦
  • 大黒 将志
  • 玉田 圭司

STAFF

ジーコ
テクニカルアドバイザー:エドゥー
フィジカルコーチ:里内 猛
GKコーチ:カンタレリ

ユニフォーム

JERSEY

  • jersey

大会結果

RESULT

GROUP STAGE Group F

順位 チーム名 勝点 得失点 得点 失点
1 ブラジル 9 3 0 0 +6 7 1
2 オーストラリア 4 1 1 1 ±0 5 5
3 クロアチア 2 0 2 1 -1 2 3
4 日本 1 0 1 2 -5 2 7

グループステージ敗退

大会情報
優勝: イタリア MVP: ジネディーヌ・ジダン(フランス)
準優勝: フランス 得点王: ミロスラフ・クローゼ(ドイツ)5得点
3位: ドイツ
優勝
イタリア
準優勝
フランス
3位
ドイツ
MVP
ジネディーヌ・ジダン(フランス)
得点王
ミロスラフ・クローゼ(ドイツ)

5得点

公式試合球
2006

+ チームガイスト(+TEAMGEIST)

名称は「チームスピリット」が加わることで、より強くなれるという意味。革新的な14枚のパネル構造を採用し究極の球体を実現することで、より正確なコントロール性を追求。放射状ラインのグラフィックは躍動とエネルギーを象徴。「白」と「黒」は開催国ドイツ代表チームの伝統色、ファインゴールドは FIFA ワールドカップTMのトロフィーにインスパイアされています。

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