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FIFA World Cup Qatar 2022 ™

ドイツ代表

11.23 WED 22:00
Germany

基本情報

国情報
正式名称
ドイツ連邦共和国
(英)Federal Republic of Germany
国旗
国面積
357,000平方キロメートル
人口
約8,319万人(2020年9月)
首都
ベルリン
言語
ドイツ語
連盟情報
ドイツサッカー連盟
(独)Deutscher Fußball Bund
(英)Germany Football Association
設立
1900年
FIFA加盟
1904年
最新FIFAランキング
11位
*2022年10月6日発表
ワールドカップ通算成績
出場回数
20回
最高成績
優勝
4回(1954、1974、1990、2014)
※西ドイツ時代含む
FIFAワールドカップカタール2022予選成績
欧州予選 グループJ【1位通過】
9勝 1敗 得点36 失点4
対戦日 勝敗 スコア
2021/03/25 3 - 0(H)アイスランド
2021/03/28 1 - 0(A)ルーマニア
2021/03/31 1 - 2(H)北マケドニア
2021/09/02 2 - 0(A)リヒテンシュタイン
2021/09/05 6 - 0(H)アルメニア
2021/09/08 4 - 0(A)アイスランド
2021/10/08 2 - 1(H)ルーマニア
2021/10/11 4 - 0(A)北マケドニア
2021/11/11 9 - 0(H)リヒテンシュタイン
2021/11/14 4 - 1(A)アルメニア
SAMURAI BLUE 対戦成績
1分 1敗(得点2 失点5)

選手一覧

Goalkeeper
  • マヌエル・ノイアー
    Manuel Neuer
    バイエルン・ミュンヘン
    (ドイツ)
  • ケビン・トラップ
    Kevin Trapp
    アイントラハト・
    フランクフルト
    (ドイツ)
  • マルクアンドレ・テアシュテーゲン
    Marc-André ter Stegen
    FCバルセロナ
    (スペイン)
Defender
  • アントニオ・リュディガー
    Antonio Rüdiger
    レアル・マドリード
    (スペイン)
  • ダビド・ラウム
    David Raum
    RBライプチヒ
    (ドイツ)
  • マティアス・ギンター
    Matthias Ginter
    SCフライブルク
    (ドイツ)
  • ティロ・ケーラー
    Thilo Kehrer
    ウエストハム・ユナイテッド
    (イングランド)
  • ニクラス・ズーレ
    Niklas Süle
    ボルシア・ドルトムント
    (ドイツ)
  • ルーカス・クロスターマン
    Lukas Klosterman
    RBライプチヒ
    (ドイツ)
  • クリスティアン・ギュンター
    Christian Günter
    SCフライブルク
    (ドイツ)
  • ニコ・シュロッターベック
    Nico Schlotterbeck
    ボルシア・ドルトムント
    (ドイツ)
  • アルメル・ベラコチャプ
    Armel Bella-Kotchap
    サウサンプトン
    (イングランド)
Midfielder
  • ヨシュア・キミヒ
    Joshua Kimmich
    バイエルン・ミュンヘン
    (ドイツ)
  • レオン・ゴレツカ
    Leon Goretzka
    バイエルン・ミュンヘン
    (ドイツ)
  • マリオ・ゲッツェ
    Mario Götze
    アイントラハト・フランクフルト
    (ドイツ)
  • トーマス・ミュラー
    Thomas Müller
    バイエルン・ミュンヘン
    (ドイツ)
  • ジャマル・ムシアラ
    Jamal Musiala
    バイエルン・ミュンヘン
    (ドイツ)
  • ユリアン・ブラント
    Julian Brandt
    ボルシア・ドルトムント
    (ドイツ)
  • ヨナス・ホフマン
    Jonas Hofmann
    ボルシア・メンヘングラッドバッハ
    (ドイツ)
  • レロイ・ザネ
    Leroy Sané
    バイエルン・ミュンヘン
    (ドイツ)
  • イルカイ・ギュンドアン
    Ilkay Gundoğan
    マンチェスター・シティー
    (イングランド)
Forward
  • カイ・ハーバーツ
    Kai Havertz
    チェルシーFC
    (イングランド)
  • ニクラス・フュルクルク
    Niclas Füllkrug
    ベルダー・ブレーメン
    (ドイツ)
  • セルジュ・ニャブリ
    Serge Gnabry
    バイエルン・ミュンヘン
    (ドイツ)
  • カリム・アデイエミ
    Karim Adeyemi
    ボルシア・ドルトムント
    (ドイツ)
  • ユスファ・ムココ
    Youssoufa Moukoko
    ボルシア・ドルトムント
    (ドイツ)
Coach
  • ハンジ・フリック
    Hans Dieter Flick

マッチプレビュー

各ポジションに逸材をそろえる強豪が前回大会で失った王座奪還を狙う

FIFAワールドカップでブラジルの5度に次ぐ4度の優勝(イタリアとタイ記録。西ドイツ時代を含む)を誇るドイツとはいえ、常に順風満帆だったわけではない。それどころか、これまでに何度か予想外の黒星を喫したことがある。近年で最も記憶に残るのは、前回のロシア大会。グループステージ最終戦で韓国に0-2と苦杯をなめ、ドイツ史上初の同ステージ敗退という大きな失望を味わったのである。

その記憶も新しい今回のカタール大会では、SAMURAI BLUE(日本代表)と顔を合わせる初戦に心してかかるのは十分に想像できる。さらにディフェンディングチャンピオンとして臨んだ4年前とは異なり、今回は危機感すらある。昨年のUEFA EURO(欧州選手権)でラウンド16敗退に終わった後、新たに就任したハンジ・フリック監督の下で予選7連勝(最終的に9勝1敗)と危なげなく出場権をつかんだものの、今年に入って9月までに8戦して2勝5分1敗と勝ち切れない試合が多いのだ。

とはいえ、こうした状況に発奮した才能ある選手たちが結束して力を発揮できれば、世界王座奪還に向けて力強く前進できるはずだ。チームの根幹となるのは、フリック監督が昨年まで率いていたバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)勢。GKのマヌエル・ノイアー、攻守の要となるヨシュア・キミヒ、トップ下を務めることが多いトーマス・ミュラーは、まさにワールドクラスの屋台骨といえる。さらに、レロイ・ザネ、セルジュ・ニャブリという得点力のあるサイドアタッカーを擁し、19歳のジャマル・ムシアラも出場機会をうかがう。

もちろん、バイエルン勢以外にも各ポジションに逸材がそろう。最前線を担うのは昨年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝でチェルシーFC(イングランド)を優勝に導く得点を挙げたカイ・ハーバーツか。キミヒと組む守備的MFも、イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ/イングランド)とレオン・ゴレツカ(バイエルン)が甲乙つけがたい。守護神ノイアーの前方にはアントニオ・リュディガー(レアル・マドリード/スペイン)、ニクラス・ズーレ(ボルシア・ドルトムント)といった屈強なセンターバックが立ちはだかる。

こうした選手たちが順当に26人のメンバー入りした一方、大会開幕の11月20日が18歳の誕生日のユスファ・ムココ(ボルシア・ドルトムント)というサプライズ招集もあった。16日に行われたオマーンとの大会前最後の実戦で早速、先発出場で代表デビューを果たした。また、延長戦の末に1-0でアルゼンチンを破った2014年ブラジル大会決勝で唯一の得点を決めたマリオ・ゲッツェ(アイントラハト・フランクフルト)が2大会ぶりの復帰となった。

欧州のトップクラブで活躍する選手が多いだけに、いずれも技術力は高く、パスワークを駆使して試合の主導権を握る。ひとたびボールを失っても連動して奪い返し、素早い攻めにつなげて相手を圧倒する。ただし、前述の韓国戦のように、攻め込みながらも得点が奪えず、隙を突かれて失点するという危険も背中合わせ。今大会におけるドイツの充実度を測る上で、やはり初戦が重要な指標となりそうだ。


FIFAワールドカップ 過去出場大会:19回
1934(3位)、1938、1954(優勝)、1958(4位)、1962(準々決勝)、1966(準優勝)、1970(3位)、1974(優勝)、1978(2次リーグ=ベスト8)、1982(準優勝)、1986(準優勝)、1990(優勝)、1994(準々決勝)、1998(準々決勝)、2002(準優勝)、2006(3位)、2010(3位)、2014(優勝)、2018

※1954~90年は西ドイツとして出場

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