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第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
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第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
第32回オリンピック競技大会
(2020/東京)
2021/7/23(金)~2021/8/8(日) 
サッカー競技日程:2021/7/21(水)~2021/8/7(土)

Chileチリ代表

チリ代表
オリンピック出場:初出場

About Qualifier予選の戦いについて

オリンピック南米予選で与えられる出場権はたった1.5枠。

チリで行われたコパ・アメリカ・フェメニーナ2018は、2019年の女子W杯と、2020年の東京五輪の予選を兼ねていた。

10か国を二組に分けてグループリーグを行い、突破した4カ国による決勝ラウンドが行われた。開催国だったチリはコロンビア、パラグアイ、ペルー、ウルグアイと同じA組。初戦はパラグアイ、2試合目はコロンビアと引き分けたものの、ウルグアイに1-0、ペルーに5-0で勝利し、コロンビアに続く2位で決勝ラウンドに進んだ。

決勝ラウンド初戦ではFIFAランク8位の強豪ブラジルに3-1で敗れたものの、コロンビアとスコアレスドロー、2位を懸けたアルゼンチンとの試合ではDFカミラ・サエスによる先制ゴールで口火を切ると、FWエルナンデスが追加点、更に2ゴールを重ねて4-0と大勝。ブラジルに次ぐ2位で女子W杯の本大会出場権と、東京五輪の大陸間プレーオフへの進出を決めた。

アフリカのカメルーンとのプレーオフは、今年の4月10日、13日にトルコのアンタルヤで行われた。

1stレグでサエスとDFゲレーロのセンターバック二人がゴールを決めて2-0とすると、カメルーンの反撃を1点に抑え、2-1と勝利。そして命運を懸けた2ndレグをスコアレスドローで切り抜け、オリンピック初出場となる東京五輪の出場権を勝ち取った。

Match Previewマッチプレビュー

札幌ドームでの連戦から、宮城スタジアムに移ってのグループステージ第3戦。

ここまで日本が勝ち点をいくつ積み上げているかで、突破に直接関わる試合になるかどうかが変わってくるが、想定される力関係から、確実に勝ち点3が求められる試合であることは間違いない。

ただし、南米でしばしばブラジルとも好勝負をしているチリは、決して侮るべき相手ではなく、むしろ、2019年W杯で強豪スウェーデン、アメリカに敗れはしたものの善戦するなど、世界を経験していることで着実に成長していると考えられる。

堅実なディフェンスが特長で、パリ・サンジェルマンに所属する183cmの守護神GKエンドラーと、DFサエス、DFゲレーロの強靭なセンターバックコンビを軸としたボックス内の守備は非常に堅い。日本がボールを持つ時間は長くなるはずだが、タイトなブロックを敷かれた状況で、FW菅澤優衣香のポストプレーを活用しながら、いかに厚みのある攻撃でFW岩渕真奈などが決定力を発揮できるかが注目ポイントになる。

チリ代表

アタッカー陣も、スペインのラージョ・バジェカーノに所属するMFヤナラ・アエド、経験豊富なMFカレン・アヤラなど、局面を打開できるタレントが揃う。テクニックがあるだけでなく、南米特有のボールキープやリズムがあるのは厄介だ。

日本がボールを失っても、高倉監督がテーマに掲げている“0秒切り替え“、”5秒間プレス“をベースにした即時奪回を押し出しながら、中盤の選手にボールを捌く余裕を与えない時間を長くしたい。

先制点を早い時間帯に奪えれば結果的に大差がつく可能性もある試合だが、それまでは集中して高い強度を維持していくことが求められる。

怖いのはセットプレーで、やはりコパ・アメリカでも貴重なゴールを決めた高さのあるセンターバックコンビ、サエスとゲレーロがゴール前に上がってくるCKや間接的なFKは脅威だ。

ただ、ここまで2試合の結果次第で突破が見えている場合、過密日程の先を見越してターンオーバーを用いる可能性も十分にある。そもそも交代枠が5枚なので、途中出場を含めれば多くの選手が試合を経験しているはずだが、カードの累積なども考えながら、このタイミングで思い切って主力を休ませるプランもありだ。

主力を休ませるということは、フレッシュな選手にチャンスを与えるということでもある。

特に、2019年W杯などメジャー大会を経験していないMF塩越柚歩や、DF北村菜々美といったマルチなポジションをこなせる選手がここで長い時間プレー出来れば、ノックアウトステージの戦いでも心強い存在になってくる。

チリ代表

ただ、主力を休ませることなど含め、先を見越した色々なプランニングが出来るかどうかは、カナダ代表と英国代表との札幌二連戦の結果による状況次第ではある。

どういう状況でこのチリ戦を迎えるかが、本当の意味でのキーポイントと言えるかもしれない。

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