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チャイニーズ・タイペイ女子代表が今年2度目の強化合宿を静岡県御殿場市にて実施

2016年10月31日

チャイニーズ・タイペイ女子代表が今年2度目の強化合宿を静岡県御殿場市にて実施

JFA公認派遣指導者、柳楽雅幸監督と鈴木大地ゴールキーパーコーチ率いるチャイニーズ・タイペイ女子代表が10月10日(月)から21日(金)まで、今年2度目のトレーニングキャンプを静岡県御殿場市にて行いました。今回のキャンプは、11月6日~14日に香港にて開催されるEAFF E-1 Football Championship 2017 Round 2に向けたチームの強化が目的であり、滞在期間中に計7試合のトレーニングマッチを行いました。

トレーニングマッチの結果は以下の通りです。

10/12(水) vs ノジマステラ神奈川相模原 1-11(1-4)
10/15(土) vs ザスパクサツ群馬レディース 4-0 (1-0)
10/15(土) vs オルカ鴨川FC 0-1 (0-0)
10/18(火) vs 星槎国際高等学校湘南 1-3 (0-3)
10/18(火) vs OSAレイアFC 2-2 1-1)
10/19(水) vs 神奈川大学女子サッカー部 2-3 (1-2)
10/20(木) vs 山梨学院大学女子サッカー部 0-3 (0-2)

また、16日(日)のオフ日には2016プレナスなでしこリーグ2部 第18節「ニッパツ横浜FCシーガルズvs ノジマステラ神奈川相模原」の試合を観戦しました。

監督・選手コメント

柳楽雅幸 監督
この度のキャンプにご協力いただいた時之栖スポーツセンター、日本サッカー協会の関係者の方々、並びにチームを激励するためにキャンプ地まで駆けつけていただいた御殿場市役所の皆様に感謝申し上げます。チャイニーズ・タイペイサッカー協会の協力の下、本年は2度のトレーニングキャンプを時之栖スポーツセンターで実施することが出来ました。11月に開催されるEAFF E-1 Football Championship 2017 Round 2へ出場することが確定したので、その準備として強化を目的とした事前キャンプを実施しました。

今季、プレナスなでしこリーグ2部で優勝を収めたノジマステラ神奈川相模原やプレナスチャレンジリーグの優勝チームである、オルカ鴨川FCと対戦することにより、良い成績を収めているチームのプレーを、チャイニーズ・タイペイ代表選手に肌で感じてもらうことができました。EAFF E-1 Football Championship 2017 Round 2を突破し、日本で開催する最終ラウンドでチャイニーズ・タイペイ代表選手が躍動するところを日本の皆様にお見せできるよう、大会に向けて残り数週間ですが、準備を進めていきたいと思います。

YU,HSIU-CHIN 選手
今回のキャンプでは7試合のトレーニングマッチを行い、日本人選手の優れているところに触れることができました。ノジマステラ神奈川相模原とのトレーニングマッチで感じたことは、相手はミスを犯すさず、パスやコントロールなどの基本技術の質が高く、私たちにボールを奪うチャンスを与えてくれませんでした。そしてプレッシャーが掛かる状況下でも、普段の練習で培ったと思われる個人やチームとしての戦術を発揮していました。私たちの課題点は安易なミスを犯すこと、攻撃をフィニッシュで終えること、守備の対応方法などです。今回のキャンプでは、レベルの高い相手とトレーニングマッチを行ったことで、これらの課題を修正しながら多くの収穫を得ることができました。次の大会に向けて挑戦していきたいと思います。

LIN,YA-HAN 選手
なでしこリーグのチームや日本の大学女子サッカーチームと比べて、フィジカル面、パスの精度、フリーランニングの量、個人技術などで私たちはまだまだ劣っていると感じました。日本チームは1対1のデュエルも強く、チーム戦術の理解、また精度が高かったです。その中でも最も感心したことは勝ちにこだわりながらも、相手をリスペクトする姿勢です。

LAI,LI-CHIN 選手
今回、チャイニーズ・タイペイ代表選手として再度来日できたことを嬉しく思います。これまでの日本キャンプでは、毎回違う収穫を得ることができました。普段、チャイニーズ・タイペイ女子代表は国内の男子チームとトレーニングマッチを行っていますが、日本でスピートがある女子チームと試合出来ることはとても幸せです。今回のような海外キャンプを継続して行えることを願っています。現在、アジアの女子サッカーのレベルは向上しており、私たちも諦めず努力し続けていきたいと思います。