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JFAグリーンプロジェクト オンラインサロン/施設づくり情報交換会 開催レポート(4回~7回)

2022年04月01日

JFAグリーンプロジェクト オンラインサロン/施設づくり情報交換会 開催レポート(4回~7回)

JFAでは、サッカー環境の施設面からの充実を目指す取り組みであるJFAグリーンプロジェクトの一環として、「オンラインサロン/施設づくり情報交換会」(共同主催:東亜道路工業株式会社、株式会社フジタ、株式会社日本総合研究所)を2021年12月から全7回に渡って開催しました。この情報交換会は、「自分たちで使えるグラウンドを整備したい」「自治体と連携してコストを抑えながら地域のための施設を整備したい」等、さまざまな悩みについて、ゲストスピーカーからのリアルな声を届け、活動の後押しとすることを目的にしています。

今回はJFAが日本総合研究所と共同で制作した「Dialogue サッカー場づくりの動き方ガイドブック」の完成をきっかけに、その中に掲載している事例の中から、1~3回目は愛知、4回目と5回目は「熊本フットボールセンター」、6回目と7回目は「グリーンフィールド(鳥取)」を取り上げ、交渉過程や資金調達など、参加者の参考になるリアルな部分も紹介いたしました。参加者は、クラブ、行政、企業、サッカー以外の団体、学校関係者、施設整備関係の方々など、さまざまな方面からのべ400名の方に参加いただき、関心の高さを窺うことができました。

「熊本フットボールセンター」の回では、代表の松下涼太様から、なぜ整備するのか、フットボールセンターを活用してどんな事業を行えば目的を達成できるのかといった大義を考えていることや、多くの関係者を巻き込みながら整備していることを紹介いただきました。「グリーンフィールド(鳥取)」の回では、代表のニール・スミス様からグリーンフィールド整備に際する県との交渉過程や対話術などにも話が及び、後半戦では天然芝がいかに裾野のスポーツの発展に寄与するか等を熱く語っていただきました。

JFAではグリーンプロジェクトの活動を通して、日本全国への施設整備を地域の皆さまとともに推進していきたいと考えています。今後このような情報交換会の開催を引き続き検討してまいりますので、皆様からもぜひさまざまなご意見をお寄せください。(お問い合わせリクエストフォーム https://forms.gle/cRiccFeC4gbnRMBRA

ゲストスピーカーコメント

松下涼太 代表取締役(株式会社熊本フットボールセンター)
朝早くからの開催にも関わらず、多くのサッカーファミリーの皆様に参加いただき、感謝申し上げます。当プロジェクトは、現在進行中、まだまだ施設の形もおぼろげな状況です。概要を聞くと少し複雑で、皆さんの地域で取り組むにはハードルが高いと感じることもあったかと思います。ただ、プロジェクト初期から、熊本県のサッカーを普及、発展、強化していくためには、フットボールセンターでどんな事業をするのか、そのためにはどんな施設が必要かということを考えながら、協会理事、JFA、その他多くの方の知恵を借りながら進んだ結果が、現在の概要につながっています。熊本のプロジェクトが、皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。
これからの子どもたちの未来のために、より良い環境づくりに一緒に取り組んでいきましょう。

ニール・スミス 代表(グリーンスポーツ鳥取)
グラスルーツスポーツに最も欠かせない設備といったら、天然芝生であるというのは欧米諸国での常識ですが、日本での設備は大変不足しているのが現状です。これを是正するにはさまざまな方面の理解や協力が必要だと強く感じております。これは行政を説得するところから始まったグリーンスポーツ鳥取の活動で、地元鳥取ではある程度獲得できていますが、全国レベルではまだまだグラスルーツで活用できる天然芝生が圧倒的に足りていないと言っていいでしょう。
その意味で、この度のオンラインサロンは非常に面白かったです。なぜならば、行政、スポーツ関係者、競技団体、学者、企業など各方面からの参加があったからです。基礎がしっかりできることが進展には欠かせません。これからが楽しみです。素晴らしい機会をくださって、ありがとうございました。

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