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U-17日本代表候補 2021年初めてのトレーニングキャンプを実施

2021年04月14日

U-17日本代表候補 2021年初めてのトレーニングキャンプを実施

U-17日本代表候補は、4月12日(月)から高円宮記念JFA夢フィールド(以下JFA夢フィールド)にてトレーニングキャンプを行っています。
このチームは、AFC U-16選手権とその勝ち抜いた先にあるFIFA U-17ワールドカップを目標に昨年まで活動を行ってきましたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受け、12月と1月に両大会の中止が決定。目標とする舞台が中止となり、選手・スタッフとも非常に悔しい思いをしました。
海外遠征や国際試合の実施も難しい状況が続きますが、FIFA U-20ワールドカップ、オリンピック、FIFAワールドカップへの出場を目指すそれぞれのカテゴリーの日本代表チームに1人でも多く輩出すべく、育成年代各カテゴリーの活動を継続しています。
大会(AFC U-16選手権/FIFA U-17ワールドカップ)の中止決定後、初めての活動となる今回のトレーニングキャンプは、初招集の選手12名を含む36名の選手が参加しています。スタッフも、昨年から引き続きこのチームの指揮を取る森山佳郎監督をはじめとしたナショナルコーチングスタッフに加え、川崎フロンターレや日本代表でも長く活躍した中村憲剛ロールモデルコーチが初めて日本代表活動に参加しました。

フレッシュな選手も多く、最初こそ緊張した面持ちの選手もいましたが、「ミスを恐れず、短いキャンプの中でしっかり自分の良さをだそう」という森山監督の言葉に、選手たちは初日から積極的にトレーニングに臨んでいました。
前回12月のキャンプから4ヶ月ぶりの活動となりましたが、所属チームでも新学年となり、主力として活躍する選手も多く、ピッチ内外で大きく成長している姿が印象的でした。キャンプは明日15日まで行われます。

選手コメント

小澤晴樹 選手(大宮アルディージャU-18)
新型コロナウイルスの状況にも関わらずこのキャンプに関わっている人のおかげでキャンプが開催できているので、感謝の気持ちを持って参加しています。
久しぶりの代表活動なので、プレースピード、プレッシャーの早さが普段とは違うと感じています。スタッフや他の選手などいろいろな人から刺激をもらい良い経験になっています。
今回は中村憲剛ロールモデルコーチもおられ、「止める、蹴る」という部分を教わりながら、意識して取り組んでいます。
プレッシャーが早い中で自分のプレーを出すには、ファーストタッチが大事なので、自分に足りない部分として改善していきたいと思います。

竹内諒太郎 選手(サガン鳥栖U-18)
今回、U-17日本代表トレーニングキャンプに選出して頂き大変光栄に思います。
今回のキャンプでは、チームのために戦うことができる選手になるということを自分の中の目標としてやっていきます。
また、憲剛さんをはじめとした素晴らしいスタッフの方からたくさんのことを吸収して、一つでも上の年代に選んでもらえるよう成長していきます。

廣井蘭人 選手(帝京長岡高)
昨年参加したひとつ年下の代表(昨年のU-15日本代表)とはスピード感やレベルでも違いがあるので、初日は戸惑いもありましたが、プレーする中で慣れてきた部分があります。
今回の参加選手はもともと知っている選手もいますが、実際一緒にプレーしてみると、学ぶべき所が多いです。
ここで学んだことをベースに、所属チームに戻ってからも行動で示し、チームを日本一にしたいと思います。

 

 
 
 
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