JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 高円宮記念JFA夢フィールド > 最新ニュース一覧 > U-20日本代表候補 白熱した紅白戦で遠征トレーニングキャンプを締めくくる

ニュース

U-20日本代表候補 白熱した紅白戦で遠征トレーニングキャンプを締めくくる

2021年03月25日

U-20日本代表候補 白熱した紅白戦で遠征トレーニングキャンプを締めくくる

3月23日(火)、U-20日本代表候補は遠征2日目を迎え、午前・午後と2部トレーニングを実施。午前中は、チーム全員のコンディションが揃ったこともあり、短い時間でトレーニング強度を高め実施しました。トロイカパスで体を温めると、狭いエリアでの7対7対7のポゼッショントレーニング、ハーフコートでの3対2+GKをこなします。攻撃面では、相手を追い越して裏を取る動き、守備面では数的不利でも、GK含め一枚岩となり相手の攻撃スピードを吸収する動きを選手たちは求められます。最後は、時間とピッチエリアを縮小し4対4+GKで締めくくりました。常にこのチームの核となる「追い越す」「切り替え」をといったマインドを意識したトレーニングとなります。午後は個人トレーニングメインで軽めに抑え、翌日に備えました。

3月24日(水)、最終日は紅白戦(25分ハーフ2本)を実施。試合前のミーティングでは、影山雅永監督から、「今回招集された選手は所属チームでもなかなか試合経験を積めていない選手も多いと思う。このトレーニングキャンプや本日の試合などで充実した良いイメージを持って、所属チームに戻って欲しい。このチーム全体の大きな目標はパリオリンピックと個人昇格。今日の試合のコンセプトはボールを奪うため プレッシングを意識して欲しい。また心の部分で自分のマインドをコントロールして欲しい。やればできるということを増やし共有する、ミスを分析する、チャレンジを常にするなど、所属チームでも同じように前向きにトライして欲しい」と送りだされた選手たちは、序盤から互いにライバル心も発揮し、積極的なプレーが目立ちます。また、今回の紅白戦には特別にFIFA女子ワールドカップフランス2019でも審判団として務めた国際審判員の山下良美さん、坊園真琴さん、手代木直美さんが担当してくれたこともあり、紅白戦とはいえ引き締まった試合展開となりました。冨樫剛一コーチ、内田篤人ロールモデルコーチが、それぞれチームを率いたこともあり、最後まで選手は全力でプレー、充実した3日間のトレーニングキャンプを終えました。

監督・選手コメント

影山雅永 監督
U-20日本代表としての今年初めてのトレーニングキャンプを行う事が出来ました。
昨年のクリスマスに、しかもトレーニングキャンプ中にFIFA U-20ワールドカップの中止を知らされてから3ヶ月。
強化を滞らせてはならないという技術委員会の有難い決断のお陰で開催出来た事に感謝の気持ちでいっぱいです。
本来ならば海外への遠征で外国のパワー、スピードに優れた相手と戦う経験を選手に積んでもらいたいところですがこのコロナ禍の中ではそうもいきません。
しかし、パリオリンピック世代の彼らにこの様な機会を与え、世界基準を身につける選手になってもらいたいです。
Jリーグの過密日程の中、また大学リーグ開幕直前のタイミングで選手を派遣してくださった皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

DF 佐古真礼 選手(藤枝MYFC)
AFC U-19選手権、FIFA U-20ワールドカップの中止が決まり、この年代のチームもどこまで活動ができるわからない中で今回トレーニングキャンプを実施できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。今回のキャンプは皆がモチベーション高く、良い刺激を多く受けました。日本代表のエンブレムを背負うことは、非常に誇りですし、同世代のライバルとプレーできて嬉しいですし、何度ここJFA夢フィールドに来ても良いものだと感じます。本日の紅白戦では、内田ロールモデルコーチからも「声を出して引っ張っていけ」とアドバイスも貰いながらゲームに集中できました。ただ、前線からFWが相手に圧力を掛けているプレーに連動してもっと多くボールを回収できた反省点はありますが、無失点で終えたことは自信になりました。今年、覚悟を持って移籍して、自分の成長は試されていると思いますので、日々頑張りたいです。

FW 染野唯月 選手(鹿島アントラーズ)
影山監督からも、所属チームでも活躍できている、できていない関係なく、この日本代表でのトレーニングキャンプがきっかけとなり、所属チームで活躍してほしいと言われていたので、チームメイト皆がモチベーション高かったですし、本日の試合で裏の抜け出しを常に意識して、自分の良さを発揮して、本日の試合で2得点できたことは自信に繋がりました。FIFA U-20ワールドカップの中止は非常に残念でしたが、パリ世代として進み始め、まだまだチームや個人としても足りないことが多いですが、所属チームでも結果を出し続ければ、隣のピッチでプレーしていたU-24日本代表やSAMURAI BLUE(日本代表)にも繋がると思います。また、昨年怪我に苦しんだこともあり、より真摯に自分の体をケアして、体重も増やし、昨年とは異なるコンディションでシーズンに臨んでいます。所属チームでの結果を示していきたいと思います。

アーカイブ
高円宮記念JFA夢フィールド
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー