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日本サッカーミュージアムで夏休み自由研究スペシャルトークイベントを開催

2019年08月10日

日本サッカーミュージアムで夏休み自由研究スペシャルトークイベントを開催

日本サッカーミュージアムは8月5日(月)から8月9日(金)の期間、夏休み自由研究スペシャルトークイベントを実施しました。
「レフェリーのお仕事って?」や「夏の熱中症対策(正しい水分の取り方)」「PUSHコース(簡易救命講習会)」「シューズの履き方・選び方」「サッカーボールのひみつ」の5つのテーマで各講師の方にお話し頂き、参加した子どもたちは熱心に聞き入っていました。

8月5日「レフェリーのお仕事って?」 講師・参加者コメント

村上伸次さん(プロフェッショナルレフェリー)
今回お話しさせていただいたことで、少しでもレフェリーの事をわかって頂けたら嬉しいです。
スタジアムやテレビで試合を観た時、“あっ!あのレフェリー知ってる!”と叫んでください。
スタジアムでお会いできる事を楽しみにしています。

後藤誠貴さん(参加者)
サッカーが大好きで、サッカーのことをもっと色々と知りたいと思い、試合もよく見ているので、審判がどんなことをしているのか興味がありました。
審判のことを色々と知ることができて良かったです。これから試合を見るときに役立つと思いました。

8月6日「夏の熱中症対策(正しい水分の取り方)」 講師・参加者コメント

速水美智子さん(キリンビバレッジ株式会社 熱中症対策アドバイザー)
サッカーをしている子は、していない子に比べて外で運動している時間が長いので、熱中症のリスクと隣合わせだと言えます。だからこそ水分補給の正しい知識やその他の予防策を知ってもらうことで、しっかりと自分で自分を守れるようになってほしいと思います。保護者の方も知っていることも多かったと思いますが、お子さんと聞いていただくことで親子のコミュニケーションを取ってもらい、日頃から熱中症対策の話が出ればいいと思います。声掛けやみんなで予防していきましょうという話もしましたが、お子さん一人だと我慢して練習を頑張ってしまうので、そこは保護者の方にフォローしてもらいたいです。

佐河心文 さん(参加者)
喉が渇く前に水分を補給することが大事だと知りました。僕もサッカーをしていて、試合が終わった後にクラクラすることがありました。その時はコーチに言って休みましたが、これからは水分をしっかり取って、帽子を被って熱中症を予防したいと思います。

8月7日「PUSHコース(救命救急講習会)」 講師・参加者コメント

武田聡さん(JFA医学委員会スポーツ救命プロジェクトメンバー/東京慈恵会医科大学救命医学講座主任教授)
ボールが胸に当たり突然の心停止(心室細動)が起こる「心臓しんとう」はサッカーやフットサルでも起こります。この「心臓しんとう」は大人より子供の方が起こりやすいとも言われています。スポーツ中の心停止は目撃者のいる心停止であることが多く、AEDを使用した適切な初期対応をすれば全例を救命して「突然死ゼロ」も夢ではありません。現に東京マラソンではこの13年間で11名の心停止患者さんが発生しているにも関わらず「突然死ゼロ」です。日本サッカー協会としてもスポーツ救命プロジェクトを推進しており、引き続きスポーツ中の「突然死ゼロ」を目指します。ご興味をお持ちいただける皆さんにはぜひ日本サッカー協会が開催している「スポーツ救命ライセンス講習会」や気軽に参加できる「JFA+PUSHコース」に参加をご検討下さい。お待ちしております。

野田悠史さん(参加者)
兄も自分もサッカーをやっていて怪我をしたことが何度かありましたので、緊急時の対応に興味がありました。
心臓マッサージを以前習いましたが、今回新しく知ったことがたくさんありました。
AEDも以前習ったことがありましたが、まだ小さい自分には力がないし関係がないと思っていました。今回自分にもできることなのだと知り、今後にとても役立つことだと思いました。映像を見ながら学べたので、わかりやすく楽しかったです。

8月8日「シューズの選び方・履き方」 講師・参加者コメント

箕形寛之さん(アディダス フットウェイマイスター)
今回初めてお話しをさせていただきましたが、楽しんでもらえたでしょうか。このイベントをきっかけに、シューズの選び方、履き方に興味を持って、今以上にシューズを好きになってもらえたら嬉しいです。

明壁佑啓さん(参加者)
卒業研究のテーマにしようと思い参加しました。シューズの履き方を教えていただきましたが、結び直したときのフィット感が全然違いました。シューズの選び方もよくわかりました。

8月9日「サッカーボールのひみつ」 講師・参加者コメント

内田潤さん(株式会社モルテン)
毎年回を重ねるごとに参加人数が増えていて、うれしく思います。今回は熱心にメモを取る子どもたちもたくさんいて、とてもやりがいがありました。ボールメーカーとして、ボールを使用する現場に立ち会い、本物のゲームを目指している子どもたちと話しもでき、理解してくれていると感じました。
また、ボールに限らずモノを大事にする、大切に扱うことも学んでくれたと思います。

鈴木久遠さん(参加者)
夏休みの自由研究でボールについて調べたくて参加しました。ボールのパネルが複数に分かれていることに驚きました。電動車椅子サッカー用の7号ボールがあることを初めて知りました。

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