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「勝たないといけない試合」スコットランド戦に向けて準備を進める ~FIFA女子ワールドカップフランス2019

2019年06月13日

「勝たないといけない試合」スコットランド戦に向けて準備を進める ~FIFA女子ワールドカップフランス2019

なでしこジャパンはFIFA女子ワールドカップフランス2019グループステージ第2戦のスコットランド戦に向けてレンヌでトレーニングを行いました。

パリからの移動日となった前日はピッチ練習がなかったため、この日がレンヌで最初のトレーニングとなりました。降っていた雨がトレーニング直前に運良くあがったかと思いきや、急に雲が張り出し、再び雨が降ってはすぐに止むなど、天気が安定しない中でのトレーニングとなりました。スコットランド戦の試合会場となるRoazhon Parkで前日に行われたスウェーデン対チリの一戦では、試合が一時中断されるほどの雨に見舞われるなど、レンヌでは不安定な天気が続きます。

トレーニングでは、アルゼンチン戦で結果が出なかったからと言って何かを変えるわけではなく、パス&コントロールやポゼッション、コンビネーションからのシュートなど、これまでと変わらずになでしこらしいサッカーの追求を続けます。その中でも1本のパスのスピードや、相手に寄せる距離、チャンスの際の思い切りの良さなど、ひとつひとつのプレーにこだわって集中して取り組み、2時間のトレーニングを終えました。

「勝たないといけない試合」と選手たちが話す大事なグループステージ第2戦のスコットランド戦は14日(金)15時(日本時間22時)キックオフです。

選手コメント

GK #18  山下杏也加 選手(日テレ・ベレーザ)
(アルゼンチンは)勝てる相手だったと思うので、勝ち点3を取れず、自分としても焦っていますし、他の2チームと比べても勝っておきたかったというのはあります。試合が終わった後のロッカーでは負けた後のような雰囲気でしたが、今日のトレーニングでも後ろから見ていて、皆スコットランド戦に向けて調整しているなと感じました。あれだけボールを保持している中で、ゴールからの逆算が少なかったかなと思います。無失点が目標なので、コーナーキックを与えないことや、後ろからのコーチング、リスク管理をしっかりしたいです。守備でも自分たちからアクションし、相手がリアクションをするような、そういった準備をしたいと思います。

DF #3  鮫島彩 選手(INAC神戸レオネッサ)
アルゼンチン戦はゴールから遠かったかなと思いますが、そこはそれぞれのポジショニングの要因が大きかったと思うので、皆で話したことを次に活かせればと思います。スコットランドは立ち上がりからハイプレッシャーがすごいという印象で、初戦(のイングランド戦)で負けているのですごい勢いで来ると思います。守備の時間は長くなると思いますし、サイドに速い選手もいるので、個人的にはそこも抑えたいと思っています。次は勝たなければいけない状況だということは全員理解していますので、その気持ちで試合に入りたいです。

FW #9  菅澤優衣香 選手(浦和レッズレディース)
攻撃の最後の精度は課題だと思いますし、決めきるところはチームが勝つか勝たないかという点でいちばん重要なので、しっかりやっていければと思います。アルゼンチン戦では、シュートを増やしたり遠目からでもシュートを打ったりすることで相手を引き出し、その中で細かなポゼッションをするなど、試合の中で判断してプレーできれば良かったです。悔しさはありますが、すぐにスコットランド戦があるので、しっかり切り替えて次の試合は勝ち点3を取りたいです。スコットランドはアルゼンチンとは違って前からのプレッシャーも速いですし、高さもあって簡単には崩せないと思います。サイドを崩し、ゴール付近でひとつアクションを多くするなど、工夫をプラスしていければ得点に繋がると思っています。

スケジュール

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FIFA女子ワールドカップフランス 2019

大会期間:2019年6月7日(金)~2019年7月7日(日)

グループステージ:
2019/6/11(火) 01:00キックオフ(日本時間)
vs アルゼンチン代表

2019/6/14(金) 22:00キックオフ(日本時間)
vs スコットランド代表

2019/6/20(木) 04:00キックオフ(日本時間)
vs イングランド代表

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