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SAMURAI BLUE、選手コンディションに合わせて調整

2018年05月23日

SAMURAI BLUE、選手コンディションに合わせて調整

SAMURAI BLUE(日本代表)は5月22日(火)、千葉県内で30日(水)のキリンチャレンジカップ2018ガーナ代表戦へ向けた練習を行いました。

来月14日(木)に開幕するFIFAワールドカップロシア2018の出場を前に、最後の国内での試合へ向けた合宿2日目もさわやかな空気の中、快晴の空の下で約1時間半、体を動かしました。

前日に引き続き、グラウンドには香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)や原口元気選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)ら10人が姿を見せ、選手のコンディションに応じて走るスピードを調整したランニングでスタートし、サイドステップやパスなどの細かい動きを盛り込んだサーキットトレーニングを実施。その後、狭いエリアでスピードを意識したダイレクトでのボール回しや、4対4でフリーマンを一人つけたミニゲームを行いました。

足首の負傷明けの岡崎慎司選手(レスター・シティ)は、この日もトレーナーとのマンツーマンでの別メニューで、ランニングやサイドステップ、パスなどに取り組みました。また、右太ももに負傷を抱えている乾貴士選手(SDエイバル)も、前日同様、ホテルで調整しました。

日本は6月19日(火)にコロンビアとの対戦でロシア大会グループステージ初戦を迎え、その後、セネガル、ポーランドと対戦します。

4月にチームを引き継いだ西野朗監督は、短い期間で選手とのコミュニケーションを図るべく、合宿初日から練習の合間に選手と言葉をかわしています。この日も吉田麻也選手(サウサンプトン)と会話する場面もありました。

吉田選手は、新監督との戦術的な話はこれからとしながらも、「全員そろってから構築しなくてはいけないし、やるべきことはたくさんあるので一日も無駄にできない。より質の高いものが大事になる」と話しています。

また、「世界で強いチームと戦うときには、どんな状況に陥っても適応できる能力が必要になる」と話す岡崎選手は、今回選出のメンバーとは「大体の選手と一緒にプレーしているし、どういうフォーメーションや戦術でもお互いのことはだいたい理解している」と話し、短い時間での準備にも選手間の意思の疎通には問題がないという認識を示しています。

チームは25日(金)までに選手が三々五々合流し、メンバー27人が揃う予定です。ワールドカップに臨む23人の本大会メンバーは、30日(火)のガーナ戦を経て、31日(水)に発表されます。

選手コメント

DF 吉田麻也 選手(サウサンプトン)
どのチームに対してもスペースを与えずにコンパクトに粘り強く守ることが大事ですが、それは別にワールドカップに限らず、どの試合でも毎試合そうです。「ワールドカップだから、こうしよう」ではなくて、日ごろからやっていることの積み重ねがワールドカップに出るので、そこを意識してやってきました。この4年間の積み重ねなので、だからこそイングランドでプレーして、毎週そういう相手と対戦してきました。

DF 酒井高徳 選手(ハンブルガーSV)
コロンビアとは4年前の前回も3戦目で対戦しましたが、今回の方が厳しい戦いになるかと思います。相手も初戦は大事にしたいと思っているでしょうからフルメンバーで来るでしょうし、こちらも初戦は大事です。当時とは違ったメンタリティを持って戦わなくてはいけないと思います。どっちも120%で行く試合になると予想します。僕らは今からその準備をしたいと思っています。

MF 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント)
代表は久しぶりですが、しっかりと対応できるように練習からやっていくしかないですし、大会初戦まで試合もあります。それがすごく重要になってきますが、大丈夫だと思います。僕らはこれから先のことを考えて一人一人がベストの状況を出すことに集中する必要があります。チームとしては日々練習を重ねてやっていくだけです。この1か月がなかなかタイトなスケジュールなのはわかっていますが、日々やるしかありません。とにかく勝つために自分自身がどうチームに力を与えるか、そこはすごく考えてやっていきたいです。

MF 原口元気 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
5日間の休みでだいぶリフレッシュできました。今は練習でもホテルでもメリハリをつけてやることを意識しています。大きな大会でプレッシャーが強い方が自分の感覚が冴えてやりやすいので、そういう状態に持って行きたいと考えています。コンディションは大丈夫なので、感覚の部分だけをうまくワールドカップに合わせて、いいもの、いい感覚を出せるようにしたいです。デュッセルドルフでは良い半年を過ごせました。久しぶりに信頼してもらえてプレーできたので、気持ちよくやれました。でも代表はまた別です。新しいものを吸収したいです。

スケジュール

SAMURAI BLUE(日本代表)のスケジュールはこちら

  • 宇佐美貴史 選手 (フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ) インタビュー

  • 香川真司 選手 (ボルシア・ドルトムント/ドイツ) インタビュー

  • 岡崎慎司 選手 (レスター・シティー/イングランド) インタビュー

2018年5月30日(水) 19:25キックオフ(予定)
神奈川/日産スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表)vs ガーナ代表
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