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日本高校サッカー選抜、3勝1分けでグループステージを1位通過 ~デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会~

2016年03月30日

日本高校サッカー選抜、3勝1分けでグループステージを1位通過 ~デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会~

グループステージ第3戦結果

日本高校サッカー選抜 1-1(前半1-1、後半0-0)ボルシアMG(ドイツ)

得点者
1分 旗手怜央(静岡学園高)
23分 Simakala(ボルシアMG)

スターティングメンバー
GK 1 脇野敦至(東福岡高)
DF 3 星キョーワァン(矢板中央高)
DF 4 古屋誠志郎(市立船橋高)
DF 5 杉岡大暉(市立船橋高)
DF 6 白井達也(市立船橋高)
DF 13 タビナス ジェファーソン(桐光学園高)
MF 8 鍬先祐弥(東福岡高)
MF 9 藤川虎太朗(東福岡高)
MF 10(C) 中村健人(東福岡高)
MF 19 牧野寛太(履正社高)
FW 11 旗手怜央(静岡学園高)

交代
25分 DF 13 タビナス ジェファーソン(桐光学園高)→ MF 7 イサカ ゼイン(桐光学園高)
45分 MF 7 イサカ ゼイン(桐光学園高) → MF 21 矢村健(市立船橋高)
45分 MF 19 牧野寛太(履正社高)→ MF 18 鳥海芳樹(桐光学園高)

マッチレポート

第54回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会(3月24日~29日)に参加している日本高校サッカー選抜は3月27日(土)、各グループの上位2チームが戦う決勝トーナメント進出を目指し、グループステージ第3戦、第4戦に臨みました。

第3戦は、ここまで2連勝の日本高校選抜と1勝1敗のボルシアMGの対戦。明け方から降り出した雨は上がりましたが、ピッチコンディションもベストではなく、選手たちにも疲労の影が見え隠れしています。日本高校選抜はキックオフの流れからDF杉岡大暉選手からが前線にフィードすると、左コーナー付近で受けたFW旗手怜央選手がドリブルでペナルティエリア内に持ち込み、角度のないところから得点を挙げ、試合開始わずか1分で先制します。想定外の失点を喫したボルシアMGも勝ち点3を目指し、攻撃のスイッチを入れます。すでにボルシアMGとプロ契約を結び、トップチームでの試合出場経験もあるFWのSimakala選手を中心に力強いドリブル突破やスピードある裏への抜け出しで得点を狙ってきます。そして前半23分、FKからゴール中央に入ったクロスのこぼれ球をボルシアMGのSimakala選手が押し込み、試合は振り出しに戻ります。

後半、序盤は日本高校選抜ペース、終盤は相手が攻勢の試合展開となりチャンスを作りますが、両チームのディフェンスが粘り強く対応し、1-1で試合は終了しました。

グループステージ第4戦結果

日本高校サッカー選抜 2-1(前半1-0、後半1-1)トッテナム・ホットスパー(イングランド)

得点者
8分 矢村健(市立船橋高)
30分 牧野寛太(履正社高)
49分 Oteh(トッテナム・ホットスパー)

スターティングメンバー
GK 1 脇野敦至(東福岡高)
DF 3 星キョーワァン(矢板中央高)
DF 4 古屋誠志郎(市立船橋高)
DF 5 杉岡大暉(市立船橋高)
DF 6 白井達也(市立船橋高)
MF 8 鍬先祐弥(東福岡高)
MF 9 藤川虎太朗(東福岡高)
MF 10(C)中村健人(東福岡高)
MF 19 牧野寛太(履正社高)
MF 21 矢村健(市立船橋高)
FW 11 旗手怜央(静岡学園高)

交代
39分 MF 21 矢村健(市立船橋高)→ DF 13 タビナス ジェファーソン(桐光学園高)
43分 DF 6 白井達也(市立船橋高)→ DF 2 福地聡太(東福岡高)
49分 MF 19 牧野寛太(履正社高)→ MF 18 鳥海芳樹(桐光学園高)
50+1分 FW 11 旗手怜央(静岡学園高)→ MF 7 イサカ ゼイン(桐光学園高)

マッチレポート

同日に行われたグループステージ最終戦、各チーム決勝トーナメント進出をかけた白熱した闘いが繰り広げられます。3試合を終え、2勝1分けの日本高校サッカー選抜にとっても、負ければ決勝トーナメント進出が厳しい状況となるため、緊張感のあるゲームとなりました。

午前中に行われた第3戦からわずか3時間後に試合開始というタイトなスケジュールにも関わらず、日本高校選抜は持ち味である機動的なサッカーを繰り広げシュートチャンスも多く作り出します。7分には、DF杉岡大暉選手からのクロスをゴール前でフリーとなったMF藤川虎太朗選手がヘディングで合わせるも惜しくも枠を外れます。その直後の8分、MF鍬先祐弥選手、MF中村健人選手の連携から右サイドを崩すと、MF矢村健選手がシュートを決め待望の先制点を挙げます。トッテナムも長身FWのSterling選手をターゲットにした攻撃や、アンダーカテゴリーの日本代表に選出歴のあるMF、Goddard選手がサイド攻撃を仕掛け得点を狙いますが、日本高校選抜もシュートまで持ち込ませない組織的な守備で前半が終了。

後半開始直後、GK脇野敦至選手の好セーブでトッテナムMFのStylianides選手のシュートを防ぎますが、これを機に後半は両チーム互角の激しい攻防が繰り広げられます。そして30分、日本高校選抜はDF古屋誠志郎選手のシュートがポストに跳ね返ったこぼれ球を、MF牧野寛太選手が押し込み追加点を挙げます。トッテナムも諦めずに攻め込みますが、試合終了直前に何とか1点を返すにとどまりました。日本高校選抜はこの勝利で3勝1分けとし、グループステージ1位で決勝トーナメント進出を決めました。

選手コメント

中村健人 選手 キャプテン(東福岡高)
チーム全員が「何としてでも決勝トーナメントに進出する」という強い気持ちでした。そのためにチームとしてそれぞれがやるべきことを1試合を通してやり切れたことが良い結果に繋がったと思います。決勝トーナメントに向けては失点を少なくすることを意識しながらも、自分たちのサッカーをやり通して勝ちきりたいです。

スケジュール

デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会
3月24日(木) 3-2 日本高校選抜 vs Fortuna Düsseldorf(ドイツ)
3月25日(金) AM トレーニング
3月26日(土) 2-0 日本高校選抜 vs PSV Eindhoven(オランダ)
3月27日(日) 1-1
2-1
日本高校選抜 vs Borussia Mönchengladbach(ドイツ)
日本高校選抜 vs Tottenham Hotspur(イングランド)
3月28日(月)   準決勝 vs ベシクタシュJK

※時間は全て現地時間
※天候等により、トレーニング会場、時間が変更する場合があります。

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