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1級審判員・1級インストラクター勇退者をJFAフットボールレフェリーカンファレンス2016で表彰

2016年02月10日

1級審判員・1級インストラクター勇退者をJFAフットボールレフェリーカンファレンス2016で表彰

1月30日(土)に千葉県成田市で行われた「JFAフットボールレフェリーカンファレンス2016」にて、2015シーズンをもって勇退されたサッカー1級審判員、フットサル1級審判員、サッカー1級インストラクターに対する功労賞の表彰が行われました。インストラクターには長年の功績をたたえて上川審判委員長から楯が、審判員には賞状(10年以上1級審判員として活動した審判員には記念メダルも贈呈)が贈られました。

審判員 勇退者コメント

金田大吉 サッカー1級審判員
1995年12月から20年間、1級審判員として活動いたしました。その間、本当に皆様にお世話になり、本当にありがとうございました。審判員としての一番の思い出は、福岡県の高校選手権大会決勝のPKです。各チーム1人2回ずつ蹴るという展開がありました。現役審判員の皆様にはこれからも体に気をつけて一生懸命頑張っていただきたいと思います。私も微力ながら、審判員界と日本サッカー発展のために頑張っていきたいです。

高橋佳久 サッカー1級審判員
日本サッカー協会やインストラクター、現役審判員、カンファレンスに参加された皆様に本当に感謝しています。この場を借りて、丈夫な体に産んでくれた親と日頃支えてくれている家族にお礼を言いたいと思います。1級審判員を20年間やってきて一番良かったと思うことは、多くのサッカー仲間ができたことです。全国大会や研修会などで多くの人と出会い、トレーニングを通じて審判員としての連帯感や仲間意識、ライバル意識が芽生えたのではないかと思います。今まで本当にありがとうございました。

手塚洋 サッカー1級審判員
19年間、1級審判員の活動をさせていただきました。審判員としての思い出はたくさんありますが、どの方にも親切にしていただいたことは自分の財産だと思っています。審判委員会、上川委員長をはじめインストラクターや現役審判員の方々に試合前の控え室から試合後まで、いつも親切にしていただきました。これからは1級インストラクターとして精一杯頑張っていきたいと思います。

長谷忠志 サッカー1級審判員
和歌山県の審判委員長も務めていますが、ニ年前の全日本社会人大会、昨年の和歌山国体では審判関係の皆様に大変お世話になり、感謝しています。審判委員長をやりながら1級審判員を続けてきて、体力的にも厳しいことがありましたが、なんとか意地と気力だけで続けてまいりました。17年間の審判員活動で得たことを、今度はインストラクターとして皆様に返す番だと思っています。今まで教えていただいたことを少しでも共有できればと思います。

浅野正樹 サッカー1級審判員
1級審判員となって多くの方と出会い、支えられてここまでやってこられたことに感謝しています。怪我をして、復帰するつもりでリハビリに励んできましたが、なかなか体調が戻らず、今回勇退を決意しました。1級審判員としてはやりきったとは思っていませんし、自分自身に残念な気持ちもありますが、これも人生の一部だと思っています。立派な感謝状も頂戴し、自宅に帰って家族に感謝を伝えたいと思います。

石川恭司 サッカー1級審判員
審判委員会やインストラクター、審判員の皆様に今まで大変お世話になりました。特に中国地域のインストラクターの方々には1級審判員になる前からご迷惑をおかけしました。2000年に1級審判員に合格してから15年間在籍しましたが、最後の2~3年は体調を崩し、全うすることができなかったことが非常に心残りです。ここで学んだ経験をいかし、これからも頑張っていきます。

宮部範久 サッカー1級審判員
昨年シーズン途中から怪我を再発し、復帰するためにリハビリに励んできましたが、叶わず引退することを決めました。審判を始めてから多くの人の支えがあり、今日まで活動できたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。1級審判員になって6年と短く、不完全燃焼ではありますが、子どもたちに夢を与える場で活動できたことは、大きな自信になり誇りに感じています。これからは今までと違う立場になりますが、自分にできることでサッカーに携わっていきたいと思います。

山岸佐知子 サッカー女子1級審判員
何年も前からこの日をゴールと決めていましたが、いざ迎えるとついにこの日が来たんだという気持ちです。歴代審判委員長や審判部、そして歴代の女子部会長の皆様に本当にお世話になりました。自分が夢に描いていたことが全てできたとは思っていませんが、親がどこに行っても困らない星の下に産んでくれたと審判活動を通じて感じました。家を空けることが多く、家族にも迷惑をかけました。仲間とも本気で議論し、衝突することも多々ありましたがに全てが大切な宝物です。

大畠千枝 サッカー女子1級審判員
この一年間は審判員としての活動ができておらず、この場に来るまでにお世話になった皆様にもきちんとご挨拶ができずにいました。10年間携わって下さった多くの方に本当に心より感謝を申し上げたいと思います。普通に生活していたら会うこともなかった方々と知り合うことができ、とても幸せでした。今日はその御礼も申し上げたいと思います。本当に14年間幸せな思いをさせていただきました。心より御礼申し上げます。

宮谷直樹 フットサル1級審判員
2007年のFリーグ新設に伴い、フットサル審判制度が整備されました。そのタイミングでフットサル専任1級審判第1期生として、活動してきました。開幕当初は審判技術も未成熟で迷惑をおかけしたこともありましたが、関係者のご指導やご支援によりアジアを代表する、そして世界で戦えるリーグとなってきました。私自身も多くのご指導をいただき、2009年に国際審判登録、2012年にはFIFAフットサルワールドカップへのアポイントと審判員として多くの名誉をいただきました。Fリーグ創世記に携われたことを誇りに思います。今後も、サッカーファミリー、フットサルファミリーの一員として、ファンとして微力ながら関わることができればと思います。現役生活を支えていただいた全ての方に感謝しています。

杉山利久 フットサル1級審判員
日本サッカー協会審判委員会をはじめインストラクターやともに活動した審判員の方々に感謝しています。年齢的にはまだ若いですが、怪我が原因で勇退を決意しました。復帰を目指しリハビリをしていましたが、復帰は難しいという状況となりました。今年あらたに1級審判員になった方々には、トレーニングとともに体のケアも充分に行い、一年でも長く現役審判員を続けられるように頑張っていただきたいと思います。若くして審判員を勇退することになりましたが、その分、後進の指導を早く始められるとポジティブに捉え、今後も審判界に携わっていきたいと考えています。

審判インストラクター 勇退者コメント

岡田征三 サッカー1級インストラクター
「岡田」の名字の方が審判インストラクターに多くいらして、いつのまにか「セイゾウさん」と呼んでいただけるようになりました。審判インストラクターとしては、ひとまずここで区切りとなり、勇退させていただくことになりました。ただ、私自身の生活パターンは変わらないですし、これからはベテラン審判員として、年間100試合以上を目標として活動をしていきたいです。

澤田嘉男 サッカー1級インストラクター
34歳で1級審判員に合格し、この12月で70歳を迎えましたので、人生の半分、35年間の長きにわたって、サッカー審判に関わる仕事をさせていただきました。非常に嬉しく思っていますし、ありがたいことです。この場を借りて御礼申し上げます。サッカーを始めたのは高校生の時で、サッカーには50年関わってきました。勇退するにあたって寂しさはありますが、これからは地域や県で若手の方のサポートを中心にお手伝いしたいと考えています。現役1級審判員の活躍をテレビや会場で見る機会を楽しみにしていますし、ぜひ頑張っていただきたいです。

木村孝行 サッカー1級インストラクター
自宅の近くで米を作っていますが、米を作るということは胃袋を豊かにするということです。サッカーの審判員は選手の技術を引き出して、観客に感動を与えるためのお手伝いをし、心を豊かにすることが使命だと思っています。審判員には、農業と同じように人を豊かにするということを考えながら、頑張っていただきたいと思います。インストラクターとして16年間携わらせていただきましたが、皆様に良くしていただき本当に幸せでした。現役審判員はもちろんのこと、インストラクターも移動やレポートなどで体力的にも精神的にも簡単ではない仕事だと思います。まず健康であることが審判に関わる仕事をする上で重要であり、それが日本サッカーの貢献にも繋がると考えています。今までお世話になり、この場を借りて御礼申し上げます。

不破信 サッカー1級インストラクター
人を指導するのは難しかったです。審判員はピッチで動きながら即断即決が条件であり、我々は固定された場所から全体を見ながら評価をしています。確かに、審判員の判断とアセッサーの判断が食い違うケースが出てくるのは当たり前だと思いますが、そこでアセッサーのアドバイスを審判がどう受け止めるか(確認する、意見として聞き入れる、無視するなど)はさまざまであると思います。その後の審判員の成長を見ていると、的確であったか否かわかります。精神面では試合に挑む審判員の心意気は伝わるものですね。 現役のアセッサー、審判員の皆さんのご活躍をお祈りいたします。

前島和彦 サッカー1級インストラクター
誠に残念ですが、この度、自身の体調不良により1級インストラクターを辞する道を選びました。病気が原因で視力が低下し、その目で誠心誠意をかけてピッチに臨む審判員を評価するのは大変失礼に当たると考えたためです。現役中も病と闘いながらピッチに立てたことは多くの仲間の支えがあってこそと思っています。 現役を引退してからはインストラクターとなり、多くの“一期一会”を経験させて頂きました。サッカー関係者はもちろん、サッカー関係者以外の方々とも多くのコミュニケーションに触れられました。 私はいかなる時でも「審判員であること」を忘れずに行動してきました。例えば、試合前の滞在先で、ホテルの方も私達の立場を認識しています。だからこそ私はチェックアウトの際に部屋を整頓し、感謝の言葉をメモに残してきました。そうすることで、その日の試合に充実した気持ちで臨むことができました。11歳にスタートした44年間の私のサッカー人生もここで一区切りです。ここからは自分の健康と併せてサッカーをより楽しくするための新たな関わりを真摯に考えたいと思います。私に生きがいを与えてくれたサッカーよ、本当に有難う。

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