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高校選手権は12月31日に開幕! 第99回全国高等学校サッカー選手権大会

2020.12.28

今年で99回目を迎えた全国高等学校サッカー選手権大会が12月31日(木)に開幕します。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は保護者と学校関係者のみが観戦可能です。例年30日に行われる開会式は中止となり、31日に8会場で一斉に開幕します。前橋商業(群馬)のキャプテン・石倉潤征選手による選手宣誓や、事前に収録した全校の行進VTRが各会場で流されます。

前回大会で優勝した静岡学園(静岡)が予選で敗れる中、準優勝の青森山田(青森)や3位の矢板中央(栃木)、帝京長岡(新潟)が今年も、全国の舞台に帰ってきました。また、過去5回の優勝を誇る市立船橋(千葉)、3度の優勝経験を持つ東福岡(福岡)など、強豪校が数多く出場します。

最多出場は仙台育英(宮城)の35回で、富山第一(富山)と丸岡(福井)の31回目が続く一方、学法石川(福島)や近江(滋賀)など6校が初出場を掴みました。88回大会では、山梨学院大付(現・山梨学院)が果たした初出場初優勝に続けるか注目です。また、27年ぶり出場の明桜(秋田)、39年ぶり出場の新田(愛媛)といった伝統校が出場権を手にしたのも今年の特徴です。

12月31日(木)の1回戦では、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグに所属する東福岡(福岡)が桐蔭学園(神奈川)と対戦。他にも、山梨学院vs米子北(鳥取)、昌平(埼玉)vs高川学園(山口)、星稜(石川)vs作陽(岡山)など注目カードが目白押しです。

シード校が登場する1月2日(土)の2回戦では、平岡大陽選手(湘南ベルマーレ内定)擁する履正社(大阪)と、昨年度3位の帝京長岡が激突。共に日本一の経験を持つ広島皆実と青森山田の一戦や、学法石川(福島)と創成館(長崎)による初出場対決、藤枝明誠(静岡)vs新田といった好カードが多数実現しています。

チームの躍進とともに選手個々の活躍からも目が離せません。藤原優大選手(青森山田/浦和レッズ内定)や須藤直輝選手(昌平/鹿島アントラーズ内定)、西野太陽選手(京都/徳島ヴォルティス内定)らJクラブ内定者も多数出場。世代別代表に選ばれる松木玖生選手(青森山田)や、大迫塁選手(神村学園)らが見せるパフォーマンスにも要注目です。

決勝は、2021年1月11日(月・祝)に埼玉スタジアム2002で行われます。48校の選手が繰り広げる熱き戦いの行方にぜひ注目してください。

第99回全国高校サッカー選手権大会

大会期間:2020/12/31(木)~2021/1/11(月・祝)

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