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大会連覇を目指すブリンカールFCなど4チームが決勝ラウンドへ~JFA 第24回全日本U-15フットサル選手権大会

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2019年01月14日

大会連覇を目指すブリンカールFCなど4チームが決勝ラウンドへ~JFA 第24回全日本U-15フットサル選手権大会

JFA第24回全日本U-15フットサル選手権大会は13日(日)に大会2日目を迎え、1次ラウンドの8試合が行われました。この結果、決勝ラウンドに進出する4チームが出揃いました。

グループAでは、第2節まで1勝1分けで首位に立っていたアシストジュニアユース(北信越2/福井)がFCトゥリオーニ(東北/青森)と対戦しました。アシストジュニアユースは、後半開始直後の11分に近藤理央選手のゴールで先制します。このまま試合が終わるかと思われた残り31秒、勝てば逆転首位の可能性もあるFCトゥリオーニは三橋俊介選手のゴールで同点に追いつきました。残り時間がほとんどない中、アシストジュニアユースは猛攻を仕掛けます。そして残り1秒、中津悠哉選手がゴールを決めて劇的に勝利しました。勝点3をつかんだアシストジュニアユースは、全国大会初出場で決勝ラウンドに進出しています。

大会連覇を目指すブリンカールFC(東海1/愛知)のいるグループBでは、王者が強さを見せました。エフスリーU-15(北信越3/新潟)と対戦した第3節、序盤からボールを握りながら攻めたブリンカールですが、得点を決められず、逆に速攻からエフスリーU-15に先制点を許し、前半を終えます。それでも12分に坪谷至祐選手がゴールを決めて同点に追いつくと、前回大会MVPの奥野慎太郎選手が決定力の高さを見せつけてハットトリックを達成。エフスリーU-15のGKを用いて数的優位をつくるパワープレーもしのぎ切り、2大会連続の4強進出を決めました。また、全国大会初出場で初勝利を目標に掲げていた甲府レジェンズU-15(関東2/山梨)が、2勝を挙げてグループBの2位になっています。

大混戦となっていたグループCでは、2節を終えて首位に立っていたエフスリージュニアユース(北信越1/新潟)と苫小牧エルソーレFC(北海道2)が対戦しました。立ち上がり5分で2点のリードを奪われたエフスリージュニアユースは、8分にオウンゴールで1点を返します。しかし、その後はGK滝田琉貴選手の好守もあり、得点を挙げられずに試合終盤を迎えました。パワープレーを用いても、なかなかフィニッシュまで持ち込めない中、19分にタイムアウトを取ります。そして、試合再開直後に小林楓優選手が同点ゴールを決めると、立て続けに高野園選手がゴールネットを揺らして逆転に成功しました。さらに試合終了直前には小林選手の2点目も決まり、4-2で逆転勝利。エフスリージュニアユースは、悲願の決勝ラウンド進出を果たしました。

グループDでは、2連勝を収めていた高知中学校(四国/高知)がフォンテ静岡Jrユース(東海2/静岡)と激突しました。後半の立ち上がりに先制を許した高知中は、試合終了間際に松井匠選手のゴールで同点に追いつき、勝点1を上積み。この結果、勝点7で決勝ラウンド進出を果たしました。四国勢からの決勝ラウンド進出は、2004年大会の松山市立小野中学校以来。また、今大会唯一の女性選手である猪俣月菜選手の所属する泊サッカークラブ(北海道1)が、ドリームFC(関西1/大阪)に3-1で勝利し、2位となりました。

14日(月・祝)にキックオフを迎える決勝ラウンドの対戦カードは、アシストジュニアユース対ブリンカールFC、エフスリージュニアユース対高知中学校となりました。ブリンカールが史上2クラブ目となる大会連覇を成し遂げるのか、それとも新王者が誕生するのか。優勝の行方に是非ともご注目ください。

監督・選手コメント

中津悠哉 選手(アシストジュニアユース)
決勝ラウンドに進出したくてずっとやってきたので、なんて言ったらいいか分かりません。言葉にできないくらいうれしいです。パワープレーはしっかり対応できていたのですが、ちょっとした隙に同点ゴールを決められて、その瞬間は「もうダメだ」と思いました。でも攻め続けたら折り返しがゴール前に来たので、それをゴールに決めました。ボールが来るときに「絶対に外せない」っていうプレッシャーで、バクバクしていました(笑)。決勝ラウンドでは自分たちでボールを支配して、自分たちのプレーをして勝ちたいです。

古居俊平 監督(ブリンカールFC)
大会を通じて、選手たちが試合を戦うごとに「勝ちたい」という欲求をプレーに生かしているので、チームとしても戦いながら強くなってきているなと実感しています。最後の勝負強さが出てきて、我慢して我慢して、最後に点を取って逆転できました。この子たちは小学生のときにバーモントカップで全国優勝したメンバーですが、ジュニアから上がった子どもたちが結果を残し続けていることには、深い意味があると思っています。今日は(奥野)慎太郎がハットトリックしましたが、他の選手も彼に引っ張られながらも、遠慮せずに負けないように対抗心を持ってやっていることで、チームとして強くなっています。全体として素晴らしく魅力のあるチームになってきていると思います。

小林楓優 選手(エフスリージュニアユース)
僕たちが2年生だったとき、上の年代のトップチームが全国で5位になりました。それを見て悔しい思いをしていたので、今年決勝ラウンドに行くことができて、まだ心臓がバクバクしています。タイムアウトのときは、時間がないし負けたら勝ち進めないので、前からプレスをかけていこうと話し合い、それが機能しました。決勝ラウンドは初めてですが、優勝したいので頑張ります。

猪又月菜 選手(泊サッカークラブ)
3年間やってきて、つらいときとか大変なこともたくさんあったのですが、チームのみんなが支えてくれて、何とかやってくることができました。みんなに感謝したいですし、良い3年を過ごせたと思います。女子の大会もありますが、小学生の頃から男子と一緒にプレーしていたので、そのまま一緒にプレーしました。中2の後半くらいから、フィジカルに差を感じるようになってきました。高校からは女子サッカーをプレーします。

大会期間:2019年1月12日(土)~14日(月)
大会会場:三重県/三重県営サンアリーナ

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