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SAMURAI BLUE

〜プレーヤーズヒストリー〜

第15回 浅野 拓磨

プレーヤーズヒストリー

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現役のSAMURAI BLUEプレーヤーの歩みを貴重な写真で振り返る、「SAMURAI BLUE〜プレーヤーズヒストリー〜」。今回は、「ジャガー」こと浅野拓磨を取り上げよう。

三重県に生まれた浅野は、四日市中央工業高等学校でその才能を開花させた。全国高校サッカー選手権大会に3年連続出場。特に2年次の第90回大会では1回戦から決勝までの全試合、得点を記録し、母校の準優勝に貢献した。

高校卒業後、サンフレッチェ広島へ加入した浅野はJリーグでも成長を加速させ、2015年にはJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。年代別代表では、U-23日本代表の中心選手としてリオデジャネイロオリンピック2016に出場し、2ゴールを記録した。

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SAMURAI BLUEデビューは、オリンピックの前年となる2015年8月2日。EAFF東アジアカップ2015決勝大会の朝鮮民主主義人民共和国代表戦だった。

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SAMURAI BLUEでの初得点は、その翌年となる2016年6月3日。キリンカップサッカー2016でのブルガリア代表戦、自ら得たPKを相手ゴールに沈めた。

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初得点を、長くSAMURAI BLUEでともに戦うこととなる長友佑都に祝福される浅野。仲間に愛されるキャラクターはこの頃から健在だ。

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初ゴールから4日後、SAMURAI BLUEで初先発を飾った浅野。そのスピードと得点への嗅覚は、当時のヴァイッド・ハリルホジッチ監督に高く評価された。

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SAMURAI BLUEでの浅野は、重要な試合でその存在感を放つ。2017年8月31日、アジア最終予選(Road to Russia)でのオーストラリア代表戦は、多くのファン・サポーターの心に残っている。

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ワールドカップ本大会出場を決めたこの試合で、浅野は値千金の先制ゴールを決めた。

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試合後、最高の雰囲気に包まれる埼玉スタジアム2002のピッチでジャガーポーズを決める浅野。SAMURAI BLUEを世界の大舞台に導いたのは、間違いなくこの快足ストライカーだった。

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しかし、2018FIFAワールドカップ ロシア本大会では選手選考に漏れ、予備登録メンバーとなった。

チームに帯同しながら、出場することができない。その心情は、はかりしれない。

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前回大会での思いを心に秘めながら、今回のアジア最終予選(Road to Qatar)を戦う浅野。昨年の10月12日には絶対に勝たなければいけないオーストラリア代表戦で、日本を救うオウンゴールを誘発するシュートを放った。

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まさに、浅野の強い気持ちが生んだ決勝点。長く苦楽をともにした仲間と歓喜する姿は、SAMURAI BLUEとして戦う、浅野の本領だ。

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4年前、個人としてはたどり着かなかった世界の大舞台。その悔しさは消えることがないだろう。しかし、浅野は今回も最後までSAMURAI BLUEの一員として、日本の勝利のために戦い続ける。

誰よりも、大いなる歓喜の時を求めて。

浅野 拓磨

Profile
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1994年11月10日生まれ。ポジションは、MF/FW。四日市中央工業高等学校から2013年、サンフレッチェ広島に加入。2015年、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。

2016年からアーセナル、VfBシュツットガルト、ハノーファー96、FKパルチザン・ベオグラードを経て、現在はVfLボーフムに所属。

SAMURAI BLUEでは33試合に出場して、6得点(2022年3月23日現在)。「ジャガー」の愛称通り、その瞬発力とゴールへの嗅覚でSAMURAI BLUEに貢献する。

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