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それぞれの進路へ 〜JFAアカデミー福島男子WEST スタッフ通信Vol.47

2021年12月15日

それぞれの進路へ 〜JFAアカデミー福島男子WEST スタッフ通信Vol.47

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島男子WESTのレポートを担当するのは廣山望コーチです。 

高円宮杯JFAU-15リーグ2021東海を戦って

JFAアカデミー福島(WEST)コーチとして、U-15チーム(14期生/中3)の担当をしている廣山です。今年度、U-15チームは、4月からから10月まで、全10チーム参加による「高円宮杯JFA U-15リーグ2021東海」を戦ってきました。コロナ禍の影響を受けて何度かの中断や、日程変更もありましたが、無事にリーグ戦を戦えた事で、選手達はさまざまな経験を積み上げる事ができました。
リーグ戦で真剣勝負を繰り返す中で、選手たちは成果と課題を把握します。そしてオフを挟んだ週明けのトレーニングから課題の改善や成果の更なる精度向上に取り組み、次の週末の試合では、また新たな成果と課題を見つけ出すという、このサイクルを繰り返す事で、この半年間で継続的に成長を続ける事ができました。シーズンが進むにつれて、試合を編集した映像やコーチからのアドバイスだけでなく、選手同士からも頻繁に課題や成果についてのコミュニケーションが増えていった事は、成長の一つであったと思います。また、チームとしてのリーグ優勝という結果も、選手それぞれにとって大きな自信になりました。

セルフウォームアップ&ムーブメントスキルトレーニング

U-15チームでは育成年代の日本代表フィジカルコーチでもある小粥智浩フィジカルコーチから定期的な指導を受けて、フィジカル面でのベースアップに取り組んでいます。まず、今年度の初めに、食事・栄養面でのレクチャーを受け、食事のバランスや量だけでなく、体重やBMIなどの具体的な数値目標を持つ事で身体づくりへの意識改革を行いました。
トレーニングにおいては、入校当初から定期的なフィジカルテスト、ムーブメントプレパレーションや体幹トレーニングといった取り組みを続けていますが、夏に行われた日本クラブユースサッカー選手権においては、GPSシステムを利用したパフォーマンストラッカーを使用した事で、フィジカルパフォーマンスの現状を数値で知る事ができました。
全国大会での課題を持ち帰った夏以降は、小粥フィジカルコーチから、各課題を改善するための具体的なセルフウォームアップやムーブメントスキルトレーニングが提示され、各選手は、より具体的な目標を定めた上で、トレーニング前にそれぞれのメニューを組み立てて行う事が日常になっています。具体的には、強化するテーマを、「加速」「アジリティ」「コンタクト」「ジャンプ」などの8項目を定め、それぞれのテーマにおいても「動きづくり」「チューブを使った刺激」「サッカー動作」などに整理した上で、具体的に取り組めるようなメニューとなっています。

それぞれの進路へ

14期生は、JFAアカデミー福島として初めて中学3年間でプログラムを終えて卒校する学年になります。リーグ戦優勝という結果により出場権を獲得し、アカデミーで共に活動する最後の大会となる、「高円宮杯 JFA 第33回全日本U-15サッカー選手権大会」では、選手たちそれぞれが心・技・体においての成長の集大成を発揮してくれる事を期待しています。

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