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ロービジョンフットサル日本選手権はGrande TOKYOが2大会ぶりの優勝

2019年06月27日

ロービジョンフットサル日本選手権はGrande TOKYOが2大会ぶりの優勝

特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、6月16日(日)に「第14回ロービジョンフットサル日本選手権」をレッズランド(埼玉県さいたま市)で開催しました。

ロービジョンフットサルは、弱視者がアイマスクを装着せず、弱視状態のまま、フットサルとほぼ変わらないルールでプレーします。ボールも音が出ない通常のフットサルボールで、ピッチやラインとの区別がつきやすい色のついたものを使用します。

本大会はGrande TOKYO、FC SFIDAつくば、CA SOLUA葛飾の3チームが参加し、1回戦総当たりのリーグ戦を行いました。ロービジョンフットサル日本代表の岡晃貴選手の2試合連続ハットトリックなどにより2勝0敗となったGrande TOKYOが、第12回大会(2016年5月)以来の優勝を果たしました。

試合結果

第1試合

FC SFIDA つくば 0-2 CA SOLUA葛飾

得点者
CA SOLUA葛飾:大平英一郎(15分)、丸山哲生(19分)

接戦となりましたが、後半大平英一郎選手がミドルシュートを決め均衡を破ると、その4分後に丸山哲生選手が追加点をあげ、CA SOLUA葛飾の勝利となりました。

第2試合

CA SOLUA葛飾 1-3 Grande TOKYO

得点者
CA SOLUA葛飾:岩田朋之(18分)
Grande TOKYO:岡晃貴(5分、15分、20分)

ロービジョンフットサル日本代表の岡晃貴選手がハットトリックを達成。Grande TOKYOは2点先取後に1点を返されましたが、落ち着いた試合運びで終了間際にも追加点をあげました。

第3試合

Grande TOKYO 5-2 FC SFIDA つくば

得点者
Grande TOKYO:岡晃貴(5分、13分、14分)、角谷佳祐(9分、11分)
FC SFIDA つくば:石田虎太郎(6分)、佐久間佑太(10分)

前半を2-2の同点で折り返しましたが、後半に入るとGrande TOKYOが攻撃のリズムをつくり、角谷佳祐選手が1点、岡晃貴選手は2点を追加して再びハットトリックを達成しました。これにより、Grande TOKYOの優勝が決定。岡選手は合計6得点の活躍で今大会得点王となりました。

最終順位

優勝:Grande TOKYO(2勝0敗)
第2位:CA SOLUA葛飾(1勝1敗)
第3位:FC SFIDA つくば(0勝2敗)

優勝監督・選手コメント

角谷佳祐 監督兼選手(Grande TOKYO)
優勝することができて、チームとしては100点。戦術もうまくはまりました。初めての監督という立場で、選手の個性をどう生かすかはすごく難しかったです。長く一緒にやっている選手とはどう動けばよいか共有できていますが、今回はふだん一緒にやっていない選手もいたので、まず個々の「見え方」から知らないといけませんでした。それを知ったうえで、どういったプレーをしていけば、みんなが生きるのかを考えました。そこがうまくいったと思います。(日本代表メンバーとの対戦は)頼りになるチームメイトでもあるので、せっかく戦うのであれば絶対負けたくないと思っていました。勝ててよかったです。

岡晃貴 選手(Grande TOKYO)
角谷選手とは日本代表でも一緒にやっていたので、阿吽の呼吸的なものがずっと積み重なり、それをクラブチームでも発揮できてよかったです。昨年度の試合では最後に点を決められて負けてしまったことがあり、今日CA SOLUA葛飾戦の(リードしてからの)失点シーンでそれを思い出しました。前回はリードしたら守っていこうというスタンスでしたが、今回はどんどん行くようにしました。取りどころで点を取れたのが大きかったと思います。

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