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名古屋、2020-2021シーズン王座に輝く!【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1】

2021年02月02日

名古屋、2020-2021シーズン王座に輝く!【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1】

Fリーグ2020-2021 ディビジョン1の6試合が、1月30日、31日に行われました。
今シーズンはコロナ禍の影響で例年開催しているプレーオフを行わないため、リーグ戦の成績で年間順位が決まります。優勝に王手をかけた名古屋オーシャンズは、暫定2位のペスカドーラ町田との上位対決に臨みました。この試合を引き分け以上で終えれば優勝が決まる名古屋に対し、ホームでの名古屋の優勝を阻みたい町田も集中した試合の入りを見せ、序盤から激しい攻防が繰り広げられました。両者チャンスを作りながら得点が生まれずに時間が経過すると、第1ピリオドも終盤に差し掛かった15分、新加入のガブリエル ペネジオ選手との連係からペピータ選手がゴールを決め、名古屋が先制に成功します。20分にはカウンターから巧みなパス回しを見せた名古屋が追加点。0対2で第1ピリオドを折り返しました。まずは1点を返したい町田は果敢に名古屋ゴールに迫りますが、次の1点を決めたのも名古屋でした。31分、先制点をアシストしたペネジオ選手がFリーグ初ゴールを決めリードを広げます。6分以上を残し、毛利元亮選手をGKに置いたパワープレーを仕掛けた町田でしたが、名古屋の堅い守備の前にゴールを奪うことができず時間が経過していきます。試合時間残り1秒で1点を奪い粘りを見せた町田でしたが、追撃及ばず試合終了。3対1で勝利を収めた名古屋が4連覇を果たしました。これで名古屋は14シーズン中13回目のタイトル獲得となります。
わずかに優勝の可能性を残していたバサジィ大分は、町田対名古屋戦の前にY.S.C.C.横浜と対戦。若く勢いのある横浜に開始5分で2点を先行される苦しい展開となります。しかし、17分に田村龍太郎選手のゴールで1点を返すと第2ピリオドではわずか5分の間に3点を奪う試合巧者ぶりを見せ、4対2で勝利を収めました。今季3勝目を目指すボアルース長野は、立川・府中アスレティックFCと対戦。青山竜也選手のゴールで先制に成功しましたが、経験豊富な立川・府中に試合を支配されると、セットプレーから決定機を何度も作りながらも得点を奪えず8対2で大敗を喫しました。

監督・選手コメント

フエンテス 監督(名古屋オーシャンズ)
今シーズン、私たちが作り上げてきた色が出せた試合でした。緊迫した試合でしたが、上位対決にふさわしい展開だったのではないかと思います。町田は時間帯によって、様々な戦術のバリエーションを持っています。ただ、自分たちもしっかりと対応できました。残念ながら最後にパワープレーで失点してしまいましたが、全体的には悪くない内容でした。まだリーグ戦は続きますが、ひとつ大きな目標を達成できたので、選手・スタッフ一同にお疲れさまと伝えたいです。非常にイレギュラーなシーズンで苦労もあったと思いますが、色々な努力やサポートがありここまでしっかり進んできたということをみなさんに感謝しています。

伊藤雅範 監督(バサジィ大分)
相手が11位という位置にいて入替戦を回避するために戦ってくるので、苦しい試合展開になることは想定していました。その中で勝てたのは、選手たちが辛抱強く戦ってくれたこと、相手は第2ピリオドに失点が多いという傾向を理解し、その隙をしっかりとつけたことがあります。そして守備面では、GKの矢澤大夢が2失点以降はすべて抑えてくれました。彼の存在が非常に大きかったと思います。第1ピリオドでミスが多かった理由のひとつには、間違いなく相手の素晴らしいプレスがありました。また、(コロナ禍で来日に遅れが出ていた)パカットが合流して、少しずつ出場時間を増やしていく方針なので、セットに手を加えています。リーグの終盤戦や全日本フットサル選手権を見据えた上で、チーム内で競争し、しっかりと戦えるチームにしていきたいと思っているので、今は一時的に安定感が欠けたとしてもトライし続けていきたいと思っています。

星龍太 選手(名古屋オーシャンズ)
終始、どちらも気持ちが入っていて、1秒も気が抜けない試合でした。最後の失点もそうですが、隙を見せてしまうと失点につながるので1試合を通して集中が求められました。上位対決にふさわしく、観客も楽しめたのではないかと思います。この試合で優勝が決まりましたが、イレギュラーなシーズンを過ごしてきて優勝の意味が例年とは違うと感じています。なかなか喜びきれない部分もありますが、シーズンを通して全員で戦ってきた結果なので今は喜んで、残りの試合に向けてまた調整していきたいと思います。

荒牧太郎 選手(ボアルース長野)
コロナ禍の中、試合ができている状況は非常にありがたく思っています。特に僕たちは長野から東京に移動をし、(複数のチームが集まる)共同開催をするリスクもある中で、みなさんのおかげでプレーができ感謝しています。残留争いをしている身としては、いつ、どういったタイミングで試合ができるのか、自分たちも相手もどのようなコンディションで臨むのかが非常に重要になってきます。そういった中でも今回予定どおりに試合が開催されたので、是が非でも勝点を取りたいという気持ちがありましたが、残念な結果になりました。ただ、監督からも最近言われているのですが、ポジティブな面を見て、修正するところは修正して、残りの3試合で残留に向けた勝点を獲得できればと思います。

Fリーグ2020-2021 ディビジョン1

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