9月14日(金)から9月16日(日)の3日間、中国・北京で、日本、中国、韓国の3か国によるデフフットサル（女子）対抗戦『三菱友誼杯』が開催されました。北京は近いとは言え、移動も合わせて3日間と厳しい日程での遠征となりました。

初日は空港からバスで4時間の移動、食事を取った後、休む間もなく1時間半程の練習を行い、走り込みや紅白戦でコンディション調整をし、翌日の大会に備えました。移動で疲れている中、短い時間でも、大会に向けて緊張感もって集中して練習ができました。

2日目午前中は通常練習を行い、午後から『三菱友誼杯』（日中韓対抗戦）が開催されました。
対韓国戦は22-0、対中国戦は8-0と、色々な選手が得点を重ね、大差かつ無失点で2連勝し、最高の形で優勝をすることが出来ました。

三菱友誼杯　結果

韓国戦　22-0（勝利）
宮城　5得点
鳥海　4得点
酒井、中島　3得点
中井、船越　2得点
一色、原田、宮田　1得点

中国戦　8-0（勝利）
鳥海、宮田　2得点
阿部、中井、中島、宮城　1得点

コメント

山本典城 デフフットサル女子日本代表監督
飛行機、バスでの長時間の移動、屋外ピッチでの試合など、普段の国内合宿とは違う環境の中で選手達は自分達のやるべき事を理解し、しっかり戦えたことが今回の結果に繋がったと思います。これに満足することなく、今回の経験を次に繋げ、ワールドカップでの優勝を目指しこれからも積み重ねて行きます。引き続き、応援の程よろしくお願い致します。

本多さかえ デフフットサル女子日本代表コーチ
優勝という最高の結果を残すことが出来ました。長時間のバス移動や、屋外の試合であったことなど、選手には負担がかかることが多かったですが、これまで積み上げて来たことを体現し、無失点で優勝出来たので、実り多き遠征になりました。今回の結果に満足することなく、アジアを牽引しつつ世界を見据え、ワールドカップ優勝の目標に向かって活動していきます。引き続き、応援よろしくお願いいたします。

岩渕亜依 デフフットサル女子日本代表ゲームキャプテン
今大会にあたって選手たちがやることは、今まで積み重ねてきたことをやりきるだけでした。かなりハードなスケジュールの中で選手各々がきちんと集中し、無失点で勝てたことがとても良かったと思います。集中できるような環境を整えてくださったスタッフのみなさまありがとうございました。遠征期間の一部は平日でしたが、メンバーが勤めている会社や学校が理解を示してくださったこと、また、大会に関わった関係者のみなさまや、これまで応援してくださった家族、友人、全ての方達に重ねて感謝申し上げます。とは言え課題点もあるので、これで満足はせず、これからもワールドカップで優勝できるチームを目指して励んでいきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。