JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 選手育成 > JFAアカデミー TOP > JFAアカデミー今治 TOP > アカデミースタッフ通信 TOP > 最新ニュース一覧 > アカデミー今治 ライフケアプログラム ~JFAアカデミー今治 スタッフ通信Vol.8

ニュース

アカデミー今治 ライフケアプログラム ~JFAアカデミー今治 スタッフ通信Vol.8

2019年07月12日

アカデミー今治 ライフケアプログラム ~JFAアカデミー今治 スタッフ通信Vol.8

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー今治のレポートを担当するのは松本小葉トレーナーです。

ライフケアプログラムの紹介

JFAアカデミー今治トレーナーの松本小葉です。今回は、JFAアカデミー今治で行っているJFAプログラムの一環である「ライフケアプログラム」について紹介します。
ライフケアプログラムは、命の大切さや自分自身の身体のこと、また健康や安全について知り、多角的な知識や具体的な方法を日常の実践を通して学ぶことを目的に実施しています。アスリートとしてのコンディショニングの考え方や、睡眠、食事など健康に関する知識はもちろん、防災や救急救命など緊急時の対応についても学びます。

コンディショニングを中心としたレクチャーの実施

JFAアカデミー今治では、セルフコンディショニングの取り組みを重視しています。育成年代において、ケガの予防や疲労回復のために、コンディショニングは欠かせません。自分のことは自分で行えるようにし、さらにその日常の行動を習慣化していくことで、毎回のトレーニングや試合に100%の状態で臨むことができます。こうしたコンディショニングの考え方や方法を学ぶために、ライフケアプログラムでは栄養やケガの応急処置・疲労回復の方法についてなど年間6回程度のレクチャーを実施しています。
今学期には応急処置やセルフケアの方法について、また3年生は海外遠征でのコンディショニングについて学びました。自分自身でコンディションを整えられる自己管理能力と習慣を身につけることで、ケガを予防し常に良い状態でプレーができるよう、選手たちには繰り返し働きかけています。

避難訓練

アカデミー生は平日は寮に寄宿するため、毎年必ず避難訓練を実施しています。命の大切さを知るとともに、万が一の際には各自が安全に落ち着いて行動できるよう、選手・スタッフ全員で避難方法や避難経路の確認を行います。
また、現在アカデミーでナイトキーパーとして勤務していただいている元消防士のスタッフの方から、火災の知識や緊急時の避難方法、消防へ通報する際の注意点などを教えて頂きました。今年は寮のキッチンから出火したという想定で、実際に寮のグラウンドへ避難をしました。その後は寮の防災設備を管理している四国通建の方にもご協力いただき、消化器の使い方を学び、訓練用の水消火器を用いて消化の練習も行いました。

親子プログラム

週末帰省型のJFAアカデミー今治において、栄養やコンディショニングなど特に健康面での保護者との連携、認識を共有することは、とても重要となります。そのため、女性アスリートとして成長期における身体や心の変化、また卒校後の継続したセルフコンディションの実践について、選手自身はもちろん家庭でも柔軟に対応できる知識を身につけることを目的に、選手と保護者が共に学ぶ親子プログラムを実施しています。今年度は春と秋に2回の開催を予定しており、1回目となる5月には「栄養」と「婦人科」の2つのテーマについて学びました。
「栄養」では寮の食事をを担当している管理栄養士の先生から、自己管理の重要性と食事の大切さを、「婦人科」では産婦人科医の先生から思春期における女性の身体の変化について教わりました。特に週末や長期休暇での帰省中は、日頃アカデミーで学んでいることに継続して取り組むことや、自身で考え、実践する場となります。学年に応じてより専門的、実践的な知識を保護者と共に学ぶことで、さらに共通理解を深めることができたと感じています。

アーカイブ
選手育成
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー