JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > SAMURAI BLUE > 最新ニュース一覧 > SAMURAI BLUE、世界を体感した戦いに悔しさと手応え

ニュース

SAMURAI BLUE、世界を体感した戦いに悔しさと手応え

2018年07月04日

SAMURAI BLUE、世界を体感した戦いに悔しさと手応え

2018 FIFAワールドカップロシアを16強で終えたSAMURAI BLUE(日本代表)は7月3日(火)、今大会最終戦となったベルギー戦を戦ったロストフ・ナ・ドヌから一夜明けてベースキャンプのカザンに戻り、チームとして最後の時間を過ごしました。

1勝1分1敗でグループステージを突破して臨んだ16強対決で、日本は今大会それまで3戦全勝のベルギーから後半2-0のリードを奪ったものの、その後3失点で逆転を許し、2-3で敗れました。3度目の挑戦でもベスト16の壁を破ることはできませんでした。

一夜明けて、依然として悔しさを隠せない様子の西野朗監督は、報道陣に対して「3点目を果敢に獲りに行ったが、2点目でベルギーは超が付くくらい本気モードになった。本当のトップの世界のスタンダードがあの30分にあった。ワールドカップを体感した時間だったと思う」と振り返りました。

大会開幕の約2か月前に、前任者の解任に伴って技術委員長から代表監督に急きょ就任。短期間での準備で臨んだ大会でしたが、8強入りこそ逃したものの、日本は2002年、2010年に次ぐ16強に進出。指揮官は手応えも口にしています。

西野監督は、「日本は8年周期でベスト16を戦ってきたが、次は8年を待たなくてもベスト8に行けるのではないか。カタールで勝たせる、そういう3度目のチャレンジができたと思う」と語りました。

この日、キャプテンの長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)が代表からの引退をSNSで発表しましたが、前夜、本人から直接報告を受けていたことを明らかにして、「長い間日本のサッカー界、代表チームをリーダーとして牽引してきた彼の決断。尊重すべき」と話しました。

代表引退は大会前に決めていたという長谷部選手は、「覚悟を持って決断したこと。本当にやりきったという感覚がある」として、自身3度目のワールドカップについて「さまざまなことを勇気を持って自分たちがチャレンジして、次につながる戦いができた。10年、14年、18年と一歩一歩進んでいるという感覚はある」と語りました。

吉田麻也選手(サウサンプトン)は長谷部選手について、「あれだけチームのことを考えてプレーする選手は少ないと思う。この大会が終わると、という覚悟はあって分かってはいたが、公私ともに長く一緒にいて仲良くさせてもらっていた。さみしい」と涙を見せました。

ベルギー戦で2-0のリードを活かせなかった点に触れて、「2-0になっても落ち着いてゲームをマネージメントできる経験も必要。そのためにはビッグネームの選手と戦える環境に身を置かなければいけない」としました。

今回ワールドカップ初出場で中盤のプレーでチームを牽引した柴崎岳選手(ヘタフェCF)は、大会を経験したことで代表の重みが変わったとしています。

「大会前とは違ったものになっているかもしれないし、これからを考えさせてくれるようなものになった。責任感もそう。そういうものが肌にまとわりつくような感覚があった」と、柴崎選手は語りました。

チームは4日(水)に日本へ向けて当地を経ち、5日(木)に帰国の予定です。そこで解散になります。

監督・選手コメント

SAMURAI BLUE(日本代表)西野朗 監督
(ベルギー戦で2-0になっても引いて守らなかったのは)グループステージ3戦目の取り返しという気持ちも非常にあったので、3点目をとりにいくという姿勢でいました。メンバーも変えなかったのは非常にいいリズムで、守るシフトにする必要もないと思いましたし、実際に3点目を獲るチャンスもありました。自分のなかではハリルホジッチ監督が長い間やってきたことも非常に大事だと思いますし、この大会でもそういう面が、乾や原口のゴールやセネガルでの戦いなどは、前監督が求めていたところでもあり、自然にそういう形がいろんなところで出ていたと思います。自分もそういう部分は、インターナショナルレベルでは必要だと思っていました。否定ではなくて肯定して継承していく。そこに、選手たちが自分たちでやれることを、その上でボールを大事にしっかり保持する技術やグループとしての仕事ができるところをプラスして戦えたと思います。現場に自分がうまく順化するという気持ちでいたので、本当に集中してトレーニングやミーティングや試合に向けて臨む。そういう日々でした。

GK #1 川島永嗣 選手(FCメス)
応援している人のために頑張らなければいけないという気持ちが、自分に大きなパワーをくれたと思っています。長谷部選手は、日本代表のキャプテンをこれだけ長い時間やり続けるのは相当な重圧だったと思うし、素晴らしい人間性がなければできることではないと思う。そういう意味ではねぎらいたい気持ちもあったのですが、一人のサッカー選手として友人として、「そんな区切りなんてつける必要ないのに」と思う気持ちもありました。あいつらしいと言えば、あいつらしいかもしれません。

GK #12 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
いろいろな発見もありましたし、チームのためにベンチでもできることはやっていこうとして、このような結果で、うれしい反面、悔しさもあったので、いろんなものを得たワールドカップだったと思います。

FP #3 昌子源 選手(鹿島アントラーズ)
目の前で決められたというのはしんどいですね。振り返りみたいなのはできないです。ずっとあのシーンがあって、「何でデブルイネ選手にボールが渡ってから俺走り出したんやろか」とか、すごく後悔しています。「頼むルカク、スルーせんといて」と走りながらずっと思っていて、肉離れしてでも骨が折れてでも間に合ってくれ、という思いもあって、悲しいです。何かを犠牲にしてでも頼むから届いてくれとあれほど願ったことはなかったです。

FP #4 本田圭佑 選手(CFパチューカ)
これが僕自身にとって、ワールドカップ最後になるんですが、正直、自分がみんなをもう一個上のステージに連れて行ってあげたかったなというのはあります。あそこで決められなかったのも自分の実力だし、これが現実です。しっかり受け入れて、自分がずっと発言している優勝を今日活躍した若い世代にしっかり引き継いでもらいたい。ワールドカップには3度出させてもらって、今回は途中出場という役割でしたが、やれることはやった、ベストを尽くしたという思いはあります。

FP #5 長友佑都 選手(ガラタサライ)
この4年で監督が3人変わる中での日本の進歩は対応力じゃないでしょうか。どんな状況になって批判されても、一人一人が対応して、経験のある選手はもちろん、若い選手も一緒に付いてきてくれたと思います。僕は若い選手たちが誇らしかった。2010年のときの僕にはこの対応力はなかったと思う。今回初めてワールドカップに出た選手たちも躍動していたし、純粋にすごいなと思いましたし、うれしかった。一番すごいなと思ったのは、試合に出られなかった選手たちが気持ちをピッチに持ってきてくれたことです。本当に大きな尊敬を抱きます。

FP #6 遠藤航 選手(浦和レッズ)
日本はすごい試合をしたと思います。ベンチから見ていてもみんなファイトして戦う姿勢を見せて、ベンチも含めてみんなで一体感持ってベルギーに挑んで、後半良い形で入って2点取るまでは本当にパーフェクトな内容でした。ああいう力のある相手を焦らせましたし、結果は負けましたが、出ている選手に対しては本当に誇らしく感じました。

FP #7 柴崎岳 選手(ヘタフェCF)
もう一度ワールドカップに出たいですし、ベスト16と言う日本サッカー界の課題を打ち破っていきたい気持ちがあります。今大会を経験して、レベル的にワールドカップと同等かそれ以上の大会のUEFAチャンピオンズリーグに出てみたいです。そういうところに身を投じてチャレンジしていくことが、自分には必要かと思います。

FP #8 原口元気 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
日本が進むべき道を見せたのではないかと思います。一人一人がもう1つ上に行けるように、クオリティを挙げていきたい。悔しかったので4年後にもう1度チャレンジしたいです。

FP #9 岡崎慎司 選手(レスター・シティ)
来たからには何かを残さないと来た意味が残らないので、そういう意味では、今回はやっぱり悔いが残る大会でした。外れた選手たちがいて、彼らを入れた方が良かったんじゃないかと言わせない証明ができなかったので。入れてくれた期待に応えたいと思ってやってきて、それを最後の本当に必要なときに自分が決められなかったというのは悔しいです。

FP #10 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント)
この4年、ブラジル大会が終わってからいろんなことを犠牲にして戦ってきて、すべてをこの試合へ向けてやってきました。たくさんの人に支えてもらって本当に感謝の気持ちでいっぱいです。自分がやってきたことに後悔は全くありません。向き合うことの大切さを学びました。ベルギーにはどんな形でも点を獲ってくる強さを痛感しましたし、そこにやられてしまった。悔しいです。僕たちはすべてを出して戦って失点した。それは仕方ないと思いますが、個の力は足りなかったかと思います。

FP #17 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)
本当に感謝しかありません。多くの素晴らしい仲間とサポーターの方々に支えられて、素晴らしい時間でした。これまでの2大会は勇気が足りなかった部分もあって悔いの残る戦いをしてきた部分はありますが、今回は個人的にも出し切った感覚があります。前の2大会があったからこその今回だったと感じています。

FP #18 大島僚太 選手(川崎フロンターレ)
僕自身は4年後を見据えてやっていくことをまだイメージできていませんが、今までが自分自身の課題を一歩ずつクリアして、まず選ばれるというところまで来たのは間違っていなかった。ただ、出られなかったということは何かを変えなければいけないということです。何かを費やすこととか、いろんなことを整理して、また自チームに帰って取り組んでいきたいと思います。

FP #21 酒井高徳 選手(ハンブルガーSV)
素晴らしい大会だったと思います。ベスト8という結果を求めてやってきて、そこの壁は乗り越えられなかったですが、僕が見て経験してきた2大会の中では最もベスト8に近かった。内容も雰囲気もすべてそれに値するチームだと示せたと思います。結果的には違いますが、そこに行くにふさわしい戦いがあったと思うので、残念ではありますけど、すごく良い大会だったかなと個人的には思います。

FP #22 吉田麻也 選手(サウサンプトン)
みんなよく戦ったし、ファンも選手もこの2カ月でチームを何とか良い方向に持っていこうという気持ちで、自分たちがやらなければいけないと戦って、最低限の結果は出せたと思います。ただ、冷静に振り返るとコロンビアに勝ちはしましたけどラッキーな形でしたし、大会を通して1勝しかしていません。最後も2-0から3点取られるという脆さを出してしまった。一晩中もっとやれたんじゃないかなという思いがずっと頭の中を駆け巡っていました。2006年のドイツ大会のときも同じような形でオーストラリアに逆転を食らって、フィジカル的な差はあったと思いますけど、精神的な部分での弱さ、脆さが出てしまったのではないかなと思いますし、今回そこでチームを引っ張れなかった後悔も心の中にあります。

田嶋幸三 JFA会長
短期間でいいチームになったのに残念ではありますが、これが代表チームの宿命だと思います。1%でも勝つ確率を上げたいということでさまざまな決断をしてきましたが、選手たち、西野監督が短期間のなかで結束して一丸となり、日本が培ってきたすべてのものを結集して、1%が20%、30%と確率をどんどん高めてくれたことは本当に感謝ですし、長年「ジャパンズ・ウェイ」といって、育成で日本のサッカーはこうあるべきじゃないかと言ってきたことがだんだん見えてきました。ジャパン・プライドを持って選手たちがやってくれたことを、誇りに思います。

スケジュール

2018 FIFA World Cup Russia
6月19日(火) 2-1 第1戦 vs コロンビア代表(Mordovia Arena)
6月20日(水) PM トレーニング
6月21日(木) PM トレーニング
6月22日(金) AM トレーニング
6月23日(土) PM 公式会見・公式練習
6月24日(日) 2-2 第2戦 vs セネガル代表(Ekaterinburg Arena)
6月25日(月) PM トレーニング
6月26日(火) AM トレーニング
6月27日(水) PM 公式会見・公式練習
6月28日(木) 0-1 第3戦 vs ポーランド代表(Volgograd Arena)
6月29日(金) TBC トレーニング
6月30日(土) TBC トレーニング
7月1日(日) TBC 公式会見・公式練習
7月2日(月) 2-3 ラウンド16 vs ベルギー代表(Rostov Arena)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2018FIFAワールドカップロシア

大会期間:2018年6月14日(木)~2018年7月15日(日)
大会情報はこちら

 

夢を力に2018

キリンチャレンジカップ2018

アーカイブ
日本代表
NEWS メニュー

OFFICIAL PARTNER

OFFICIAL SUPPLIER

SUPPORTING COMPANIES

JFA.jp SITEMAP

JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー