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第2回JFL担当審判員研修会開催

2019年05月10日

第2回JFL担当審判員研修会開催

4月20日(土)・21日(日)に第2回JFL担当審判員研修会が福島県のJヴィレッジで開催されました。

JFLを担当する審判員23名が参加し、グループディスカッションやプラクティカルトレーニングなどを行い、充実した研修会となりました。
主な研修内容は以下の通りです。

1日目 フィジカルチェック、
座学研修(今シーズンの開幕から現在までの振り返り、グループディスカッション)
2日目 プラクティカルトレーニング(オフサイドの見極め・ゲームでの実践的なポジショニングと動き)、
プラクティカルトレーニングの振り返り

インストラクターコメント

土本泰 1級審判インストラクター
4月20・21日に、再開したJヴィレッジにて第2回JFL担当審判研修会が開催されました。審判員はフィジカルチェック、プラクティカルトレーニング、講義などの研修を受けました。今年からJFL担当審判はコーチングシステムを導入しています。2月に行われた第1回JFL担当審判員研修会で4名のコーチとそれぞれ担当審判員6名の顔合わせがあり、3月17日のJFL開幕から4月13・14日の第5節まで、それぞれのグループでべニュー指導やビデオ分析などを行ってきました。コーチングシステム導入は初めてのことなので、コーチ側としても試行錯誤しているのが現状ですが、第2回研修会の初日の講義の時間に、それぞれ現在行われているグループの活動、例えば「ドロップボックスを活用してプレーの意見交換をしている」などを共有できたことは、今後のコーチングに大変有益であると感じることができました。ただし、まだまだ発展途上ですので、今後も審判員が更にレベルアップできるようにコーチングできたらと思っています。

参加者コメント

大田智寛 1級審判員(福島県)
4月20日(土)桜が咲く中、福島県の「Jヴィレッジ」で、1泊2日のJFL担当審判員研修会が開催されました。東日本大震災後のグランドオープンということもあり、施設全体が活気に満ち溢れる中で研修を実施しました。個人としては、研修が「Jヴィレッジ」で実施されたことは感慨深く、今後の審判活動への活力になりました。主な研修内容は、JFL開幕から現在までの振り返り、プラクティカルトレーニング(オフサイドの見極め、ゲームでの実践的な動きとポジショニング)を実施しました。振り返りでは、コーチ制の報告と共有、中盤でのFK対応についてディスカッションしました。特にFK対応では、手順の再確認をしました。一連の流れで行っていることでも、一つひとつの行動を意識して、大切にしなければならないと改めて感じました。プラクティカルトレーニングでは、「オフサイドの見極め」をするために副審として必要なこと、意識しておくことの再確認ができました。「ゲームでの実践的な動きとポジショニング」では、3人ペアで主審と副審を同時に実践するトレーニングを行いました。審判として同じ役割でフィールドに立っているにもかかわらず、動きが同じ人はおらず、動きに必要なことは、審判の考えや意図であることを客観的に確認できました。研修を通して得られたことを試合の中で表現できるように取り組むことが、日本サッカー界の発展に繋がると信じ、日々努力していこうと思いました。

畠山大介 1級審判員(宮城県)
今回の研修では、フィジカルチェック、オフサイドの見極め、コーチグループでのディスカッション、ゲームを用いたプラクティカルトレーニングを行いました。オフサイドの見極めでは、互いにスマートフォン等を使い、正しい判定かどうかその場で映像の確認を行い、自分の見た感覚と映像のズレを小さくするポイントを考えました。コーチグループでのディスカッションでは、リーグ戦の映像を用いて、「よりスムーズにフリーキックを行うために」について議論を重ね、考え方を整理できました。ゲームを用いたプラクティカルトレーニングでは、同じフィールドに複数の審判員が入り、お互いのポジションのメリット、デメリットについて議論が交わされました。シーズン序盤を終え、改めてこの立場への自覚と責任を感じる研修会となりました。また、今回の研修は会場であるJヴィレッジの全面再開の日に行われ、福島県の復興を肌で感じる貴重な経験ともなりました。このような機会を頂いた関係者の皆様に感謝申し上げます。

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