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AFC U-19選手権 5ゴールを挙げて白星スタート ~AFC U-19選手権インドネシア2018~

2018年10月20日

AFC U-19選手権 5ゴールを挙げて白星スタート ~AFC U-19選手権インドネシア2018~

AFC U-19選手権インドネシア2018 初戦の相手は朝鮮民主主義人民共和国、会場となるパカンサリスタジアムはキックオフ1時間前から雨が降り出し、雷鳴も轟く悪コンディション。

雨足もどんどん強くなる中でキックオフのホイッスルとなった初戦のスターティングメンバーはGK 谷晃生選手(ガンバ大阪)、最終ラインに右から菅原由勢選手(名古屋グランパスU-18)、橋岡大樹選手(浦和レッズ)、瀬古歩夢選手(セレッソ大阪U-18)、東俊希選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)、ボランチに藤本寛也選手(東京ヴェルディ)、そして今日キャプテンマークを右腕に巻いた伊藤洋輝選手(ジュビロ磐田)、その前列に右から郷家友太選手(ヴィッセル神戸)、久保建英選手(横浜F・マリノス)、斉藤光毅選手(横浜FCユース)、最前線に田川亨介選手(サガン鳥栖)という布陣で試合に臨みます。

序盤は守備を重視したのか、重心が後ろにある朝鮮民主主義人民共和国を相手に日本は中盤でボールをコントロールし、試合を優位に進めます。開始早々の8分、藤本選手からのパスを受けた久保選手が朝鮮民主主義人民共和国陣内を横切る形で右から左へとドリブルでボールを運び、前線にスルーパスを送ると、ペナルティエリア内左でフリーでパスを受けた斉藤選手がそのままシュート、一度はGKに防がれたものの、こぼれたボールを自ら押し込みゴール、幸先よく日本が先制します。さらに19分、中盤で菅原選手、藤本選手、斉藤選手とパスをつなぎ、さらに伊藤選手へとボールが渡ります。伊藤選手は前にスペースがあると見るや、自身でボールを前に運び、約30mの距離があったものの、思い切りよくミドルシュート、これが豪快にネットを揺らし、日本が追加点を挙げます。

この2点で吹っ切れたのか、朝鮮民主主義人民共和国はここからシンプルに縦のスペースへとボールを蹴り込み、スピードに乗ったFW陣がコンタクトプレーを厭わず、前への推進力を高めていきます。日本は中盤でのボールロストも多くなり、次第に受け身の姿勢になると、36分、朝鮮民主主義人民共和国は日本陣内左サイドへ大きく展開すると、そのままスピードを加速させ、日本陣内へ進攻、左サイドを崩され、ゴール前にグラウンダーの鋭いクロスを送られると、ゴール前でKYE TAM選手に合わされ、失点を許します。さらに勢いに乗じ、ダイレクトプレーで攻勢を強めると、40分、日本の最終ラインとGKの間に送られたボールの攻防で日本守備陣がペナルティエリア内で倒したところでホイッスル、朝鮮民主主義人民共和国にPKが与えられます。このPKをKANG KUK CHOLに決められ、2-2。5分間で2ゴールを失い、ゲームは振り出しになったところで前半が終了します。

後半に入っても、縦への推進力を続けることで日本に圧力をかける朝鮮民主主義人民共和国、日本も反攻するもののゴールを奪うまでには至りません。63分、日本は田川選手に代えて宮代大聖選手(川崎フロンターレU-18)を投入。宮代選手はファーストプレーでパスを受けると、ためらうことなく反転、そのままドリブルで中央から朝鮮民主主義人民共和国陣内へと切れ込みます。このドリブル突破を朝鮮民主主義人民共和国がファウルで止めて、日本は朝鮮民主主義人民共和国陣内でFKを獲得します。中央からやや右、ゴールからは約25mの距離がある場所からのFKでしたが、キッカーの久保選手は迷わず左足を振り抜き、直接ゴールを狙います。このシュートがゴール右上隅に決まり、再び日本が勝ち越します。74分、今度は朝鮮民主主義人民共和国が日本陣内右サイドでFKを得ると、ゴール前にボールを送ります。競り合ってこぼれたボールをペナルティエリア内で朝鮮民主主義人民共和国が拾い、短いドリブルから反転してシュートを放たれますが、ここはGK谷選手が好守を見せ、ゴールを許しません。

82分、中盤右サイドでの浮き球の競り合いの際に朝鮮民主主義人民共和国の選手がラフプレー、この行為にレッドカードが提示され、以降の時間は日本が数的優位な状況で進められる展開となります。同点ゴールを狙う朝鮮民主主義人民共和国は数的不利な状況にかかわらず、前線の数を増やし、なんとかゴールを奪おうとします。日本は前線に安倍裕葵選手(鹿島アントラーズ)、そして最終ラインに三國ケネディエブス選手(青森山田高)を投入。最終ラインは橋岡選手、三國選手、瀬古選手の3バックの体制となり、朝鮮民主主義人民共和国の縦に早い攻撃に備えます。90分、朝鮮民主主義人民共和国の攻撃をしのいだ日本は右サイドの菅原選手が自陣から前線の宮代選手へロングパス。右サイドのスペースで受けた宮代はスピードに乗ったドリブルで一気に朝鮮民主主義人民共和国陣内へと切れ込みます。右サイドからペナルティエリア中央へと切れ込んだ宮代選手はそのままシュートを選択。このシュートがネットを揺らし4-2。さらにアディショナルタイムとなった90+3分、朝鮮民主主義人民共和国陣内でパスをつないだ日本は藤本選手から最前線の安倍選手へとボールがつながります。ペナルティエリア前でパスを受けた安倍選手は相手DFが寄せてくる前にシュート、これも決まり、5-2でタイムアップ。日本は一旦追いつかれたものの、最終的には3点差を付けてタイムアップ。ここからもう2戦グループステージを戦う上で、5得点、得失点差+3と大きな結果も残して初戦を終えました。

なお、この試合の前に行われた同グループのタイ対イラクの一戦は3-3で引き分けています。

監督・選手コメント

U-19日本代表 影山雅永 監督
後半にもう一度攻撃、守備をやり直せたこと、ゲームを壊すことなく、選手たちがもう一度リスタートを切ってくれたことがこの試合の一番の肝だったと思います。我々は出ている選手たちだけでなく、23人の選手+スタッフ全員でチームだと、戦うチーム、戦う集団として全員でやろうと言ってきた中で、交代で入った選手たちも良い準備をしてくれていたということ。交代で入った選手たちがこうして活躍するというのは、次へとつながる良いゲームの終わり方ができたと思います。4つの世代のいろいろな思いがうまくチームとして馴染んできている、融合してきていると感じます。ただ、まだ2失点の部分など改善しなければいけない部分もあるので、成長しながらゲームを戦っていくということが大事だと思います。

DF #4  橋岡大樹 選手(浦和レッズ)
守備陣の中心となってプレーしようという思いをもって今大会に臨んでいます。その中で今日の試合では2失点したことは残念ですし、すぐに改善していかないといけません。ただそれ以上の失点を許さなかったこと、2失点後しっかりと立て直せたことはポジティブに捉えたいと思います。守備陣だけでなく全員でしっかりとコミュニケーションを取って、すぐに改善したいです。1対1の攻防も激しく、非常にタフな試合になりましたが、熱くなったら相手の狙い通りだと思っていたので、常に冷静にプレーすることを心がけました。

DF #5 菅原由勢 選手(名古屋グランパスU-18)
(試合前に雨が降ったが)相手も同じコンディション、特に気にはなりませんでした。「嫌だな」と思い、相手が逆に考えていれば、それだけでそこに差が生まれる。そういう細かいところでも隙を見せずに戦っていきたい。ピッチで問題が起きても、ピッチ内で選手たちで解決することができればそれでいい、それができる選手たちがこのチームには揃っていると思います。(終盤の3バックも)今後に向けて、こういう戦い方もあるということをチームとして認識できたこと、ピッチで実践できたことは良かったと思います。大会が進む毎に成長していくのが強いチーム、チーム一丸となって、これからも戦っていきたいです。

FW #18 斉藤光毅 選手(横浜FCユース)
ゴールを決めることができたのは良かったですが、それ以外のパフォーマンスには満足していません。次の試合に向けて改善していきたいと思います。今日の試合はゴールを取りたかったですし、取ろうと思っていたので、緊張した中で早い段階でゴールを決められたのは精神的に大きかったと思います。今日出た課題をしっかり改善して、個人としてはさらにゴールを挙げてチームに貢献し、チームとしてはワールドカップの出場権を獲得できるように、これからもまとまって試合に臨みたいと思います。

FW #20 宮代大聖 選手(川崎フロンターレU-18)
ボールを前で収めて、自分が起点になってボールを前に運ぶようにと指示は受けていたので、ボールを持ったら前に仕掛けようというのは意識していました。ファーストプレーでうまく前を向けて仕掛けたことが決勝点となったFKにつながったのは良かったです。(自身のゴールは)並走している味方も見えていましたが、1対1だったので、思い切って仕掛けたことがゴールにつながったと思います。チームの中でも競争というのは大事だと思いますし、自分も結果を出さないとスタメンは取れないと思うので、お互い切磋琢磨して、頑張っていきたいです。アジアは簡単ではないと今日の試合で分かったので、それを次に活かしていきたいです。アジアを獲るためにも、ワールドカップの切符を獲るためにもチーム全員の力が必要だと思います。チーム一丸となって頑張っていきたいです。

スケジュール

AFC U-19選手権インドネシア2018  
10月19日(金) 5-2 グループステージ第1戦 vs.U-19朝鮮民主主義人民共和国代表
@Pakansari Stadium
10月20日(土) AM トレーニング
10月21日(日) PM トレーニング
10月22日(月) 19:00 グループステージ第2戦 vs.U-19タイ代表
@Pakansari Stadium
10月23日(火) AM トレーニング
10月24日(水) PM トレーニング
10月25日(木) 16:00 グループステージ第3戦 vs.U-19イラク代表
@Pakansari Stadium
10月26日(金) AM トレーニング
10月27日(土) PM トレーニング
10月28日(日) TBC 準々決勝(@Gelora Bung Karno Stadium)
10月29日(月) TBC トレーニング
10月30日(火) TBC トレーニング
10月31日(水) TBC トレーニング
11月1日(木) 16:00/
19:30
準決勝(@Gelora Bung Karno Stadium)
11月2日(金) TBC トレーニング
11月3日(土) TBC トレーニング
11月4日(日) 19:30 決勝(@Gelora Bung Karno Stadium)

※時間は全て現地時間となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-19選手権インドネシア2018

大会期間:2018/10/18(木)~2018/11/4(日)
グループステージ第2戦 vsタイ
CSテレ朝チャンネル2で日本戦を生中継予定
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