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ニュース

手倉森監督、「試合のたびに磨かれた」

2016年08月12日

手倉森監督、「試合のたびに磨かれた」

リオデジャネイロオリンピック日本代表チームの手倉森誠監督は8月11日(木)、大会敗退が決まったグループリーグ最終のスウェーデン戦から一夜明けて、ブラジル東部沿岸のサルバドール空港で記者団の取材に対応し、「自分自身も選手たちも磨かれた」と、世界の舞台での経験を振り返りました。

日本は大会初戦でナイジェリアに4-5で敗れ、第2戦でコロンビアと2-2で引分け、第3戦でスウェーデンに1-0で勝利。グループ3位に終わり、ベスト8入りは逃しましたが、試合を経るごとにプレーと結果に向上が見られました。

スウェーデン戦後、ホテルでほとんど眠らずに朝までスタッフや選手たちと時間を過ごしたという手倉森監督は、「試合をするたびに自分が磨かれていくと感じていたし、選手も変わっていくのが手に取るように良く分かった」と話しています。

大会前最後の親善試合でのブラジル戦の効果を指摘し、「ブラジル戦のフィードバックから選手たちが身に着けたものをこの大会で発揮できたんじゃないか。それがこのチームの攻撃力に繋がった」と述べました。

また、世界の舞台での日本の戦い方に新たな一面を加えたと手応えも口にしています。「アジアの大会はボールを持たされてロングボールでやられるのが嫌で堅守速攻で勝ち上がったが、世界大会では前からボール取りに行ってショートカウンターを狙い、ボールを保持して主導権を握る試合ができた。(戦い方の)使い分けができる準備をすれば、日本はサッカーの幅を持った国になっていける」と話しました。

また、世界大会に出場して結果を残すためにも、日頃から国際試合を経験しておくことの重要性を指摘しています。

一方、FIFA U-17ワールドカップ以来の世界大会となったMF南野拓実選手(ザルツブルク)は、当時とは違う悔しさを味わったと言います。

「あの時はあまり試合に出られなかったし、全く何もできなかった。今回はやれるという手応えを感じていたから、もう1つ2つ上のステージで試してみたかった」と話しています。

朝までチームメイトと語り合ったという南野選手は、「みんなとA代表を目指して頑張っていこうという話をしました。今日までは仲間だったけど、クラブに帰ったらライバル。切磋琢磨して頑張っていきたい」と力強く話しました。

チームは11日午後のフライトでサルバドールからサンパウロへ移動。2ルートに分かれて国際戦へ乗り継ぎ、帰路に着きました。

監督・選手コメント

手倉森誠 オリンピック日本代表監督
今朝起きて「練習がなくなったんだな」と気づいて、改めて大会が終わったと感じました。世界を体感できた大会でした。国際大会、世界大会というのは手の届かないところにあるもので、自分がどう振る舞えるのか全然想像がつかないところだと思っていたのですが、やってみたら「ドンと来い」という気持ちでやれました。改めてサッカーのクオリティやいろいろなタイプの国と戦っての楽しさがありました。選手たちはゲームコントロール、ゲームの察知力がすごく高まりましたし、相手の心理、意図を読む癖がついてゲームを運べるようになっていました。すごく良い集団と仕事ができたと感じています。

育成年代で世界大会にでることも重要ですが、世界大会に出るために(日頃から)世界と対戦しておくことも続けなくてはいけないと思います。初戦はアフリカの選手に腰が引けたところがありましたから。対戦機会を増やすことで、あれがアフリカのスタイル、これが中南米、これがアジアと刷り込んでおくことができれば、柔軟性が生れて世界と対抗できるのではないかと感じました。選手たちには、トップをいつも念頭に、日本のサッカーを高める役を担う一員なんだという意識で、続けていって欲しいと思います。

MF #18 南野拓実 選手(ザルツブルク)
悔しい気持ちと少しさみしい気持ちで、この大会が終わったなと感じています。個人としてもチームとしても試合を重ねるごとに自分たちのチームとしての手応えと成長を感じました。だからこそ、もっと、1試合でも長くやりたかったと感じます。いまは練習したいです。チームに帰ってバリバリやりたいです。

MF #10 中島翔哉 選手(FC東京)
大会の環境や相手にどんどん慣れて試合を支配することができていたので、もったいない、悔しい終わり方です。手倉森監督はクラブで試合に出てなくてもずっと呼び続けてくれて、本当に感謝しています。ここでの成長は自分のサッカー人生にとって大きかった。自分の目指すべきところに近づけるように頑張っていきたいと思います。

DF #6 塩谷司 選手(サンフレッチェ広島)
このチームが好きでしたし、何とかして力になれたらと思っていたのにチームの力になれず、本当に申し訳なかったです。初戦は気負い過ぎたかなと思います。試合を重ねるごとにチームが強くなっているという感覚をつかみながら敗退したのは、本当に悔しいです。

FW #11 鈴木武蔵 選手(アルビレックス新潟)
自分たちのできることはたくさんあったのに敗退してしまって、本当に残念です。自分たちがやろうとしていることが全くできなかったわけではなく、大会を通して通用する部分もありました。試合終了まで何が起こるかわからない、何か起こせそうな、いいチームだったと思います。

MF #7 原川力 選手(川崎フロンターレ)
初戦がすべてという印象を改めて受けます。短期決戦の中での初戦の大事さを肌で感じさせられました。最終予選で分かったつもりだったので、なおさら悔しいです。一人一人感じていると思いますが、世界との差はほとんど感じていません。ブラジルとだけ感じましたが、これから何をするか自分たち次第です。何が足りなかったか、整理して改善して続けることに尽きると思います。

DF #15 亀川諒史 選手(アビスパ福岡)
チーム全員が監督にメダルを獲らせたかったという気持ちが強いですし、このチームが終わってしまうというのは寂しい気持ちです。この2年半は大きな財産になりました。ただ、自分のサッカー人生がここで終わるわけではありません。こういう舞台を次に活かすA代表があります。そこを目指したいと思います。

スケジュール

第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ) サッカー競技(男子)
8月4日(木) 4-5 グループB 第一戦 vs ナイジェリア(@Amazonia Arena)
[日本時間:8月5日(金) 10:00]
8月5日(金)   トレーニング
8月6日(土)   トレーニング
8月7日(日) 2-2 グループB 第二戦 vs コロンビア(@Amazonia Arena)
[日本時間:8月8日(月) 10:00]
フジテレビ系列にて全国生中継/NHK BSにて全国生中継
8月9日(火) PM 公式練習
8月10日(水) 1-0 グループB 第三戦 vs スウェーデン(@Fonte Nova Arena)
[日本時間:8月11日(木・祝) 7:00]

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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