JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > JFATV > 最新ニュース一覧 > 前回覇者・鹿島アントラーズがカップ返還 第97回天皇杯開幕記者会見

ニュース

前回覇者・鹿島アントラーズがカップ返還 第97回天皇杯開幕記者会見

2017年04月18日

前回覇者・鹿島アントラーズがカップ返還 第97回天皇杯開幕記者会見

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会が4月22日(土)に開幕します。4月9日(日)までに47都道府県予選が終了し、この都道府県代表にJ1、J2の40クラブ、シードのHonda FCを加えた88チームが日本サッカーの頂を目指してノックアウト方式で戦います。

開幕に先立ち、4月17日(月)にJFAハウスで開催された記者会見には田嶋幸三JFA会長、スルガ銀行株式会社の岡野光喜代表取締役会長兼CEO、天皇杯実施委員会の松崎康弘委員長が登壇しました。

近年、夏に開幕していた天皇杯ですが、今年度からは4月に開幕し、2回戦から準々決勝までを水曜日に開催するなど日程が大幅に変更となりました。この変更について松崎委員長からは、「スケジュールが混んでいる昨今のサッカー界ですが、日程をゆったりと取り、また多くの日本代表選手にも参加していただきたい」と意図を説明しました。

田嶋会長も「日本代表選手が出場でき、ベストメンバーで臨める大会にすることを最優先させました。平日開催にすることは収益面では必ずしもプラスになるわけではありません。カップ戦を水曜日にして、ベストな状態のチーム同士が戦える環境にしたい。そして、Jリーグは土日開催を定着させたい。サッカー界全体のことを考え、サッカーのクオリティーを考えた上でこの日程になりました。そういう意味でよりスリリングで一層レベルの高い試合になっていくと信じています」とコメントしました。

この日は、第96回大会で優勝を果たした鹿島アントラーズから石井正忠監督、植田直通選手が登壇し、天皇杯の返還式も行われました。

数多くのタイトルを獲得してきた鹿島ですが、意外にも天皇杯連覇はありません。カップの返還時には笑顔を見せていた植田選手も、大会への意気込みを聞かれると「僕たちは初戦から気の抜けない試合になると思いますが、(気持ちの入った相手を)跳ね返すくらいの力でしっかりと戦うだけです。必ず連覇できるようにチーム全員で協力して戦っていきたいです」と闘志を燃やします。

鹿島は6月21日(水)の2回戦でアルテリーヴォ和歌山(和歌山県代表)とFCマルヤス岡崎(愛知県代表)の勝者と対戦します。

登壇者コメント

田嶋幸三 日本サッカー協会 会長
サッカー観戦の絶好の季節となりましたが、すでにJリーグが始まり、さまざまなサッカーが日本中で展開されています。楽しみなシーズンとなってきました。昨年、鹿島アントラーズはFIFAクラブワールドカップで素晴らしい戦いをしてくれました。そしてその勢いをそのままに天皇杯に臨み、今年の1月1日(日)に大阪で行われた川崎フロンターレとの試合でも素晴らしい試合を展開して大会を盛り上げてくれました。埼玉スタジアムで初めて行われる決勝に向けて、私たちは全力を尽くして来年の元日決勝で素晴らしい試合ができる環境をつくっていきたいと考えています。

石井正忠 監督(鹿島アントラーズ)
天皇杯はJリーグのチームに対してアマチュアのチームが必死に戦ってくるという構図ができていますが、対戦相手は関係なく、全ての試合を勝つという意気込みで臨まなくてはいけません。シーズンが始まる前にチームの分析担当とも話をしましたが、1回戦から2回戦まで2カ月近く時間があるので、できるだけ対戦相手の分析をして臨みたいです。前年チャンピオンであることは意識せずに、一試合一試合、集中して勝利にこだわりたいと思います。

植田直通 選手(鹿島アントラーズ)
正月に試合をすることはなかなかないことです。昔からテレビで見てきた世界だったので、自分がピッチに立ってみて独特な雰囲気を感じました。そこで優勝できたことは自分の中ではこれまでにないうれしさがありました。すごくいい思い出になっているので、またこのタイトルがほしいという気持ちになりました。タイトルを取ったかもしれませんが、僕たちは常にチャレンジャー精神を持って戦いたいと思います。日程も昨年は詰まっていましたが、今年は間隔が空くのでしっかりと良い準備ができます。

2017/4/22(土)~2018/1/1(月・祝)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFATV
NEWS メニュー

過去の大会はこちら

JFA Youth & Development Programme(JYD)

  • JFA Youth & Development Programme(JYD)
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー