JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > グラスルーツ > フェスティバル > 最新ニュース一覧 > Jクラブ対象 女性スクールコーチ研修会 実施レポート

ニュース

Jクラブ対象 女性スクールコーチ研修会 実施レポート

2022年11月01日

Jクラブ対象 女性スクールコーチ研修会 実施レポート

今年初めての施策として、「Jクラブ対象 女性スクールコーチ研修会」を実施しました。

参加者全員が集合して数日間のプログラムに取り組むという研修ではなく、JFA主催の各事業に参加し、JFAコーチ等と一緒に指導や運営に関わる中で、以下の目的に即した活動・行動を自らも行っていくというものです。

「Jクラブ対象 女性スクールコーチ研修会」の目的

①女性コーチの発掘につなげる
②Jクラブのスクールで活躍する女性コーチのネットワークを広げる
③Jクラブのスクールにたくさんの女の子が参加しやすい環境、受け皿を増やすきっかけをつくる
④所属FA関係者と繋がり、日常の取り組みから関われる関係をつくる
⑤JFAが行っている女性指導者への取り組みを伝える

「Jクラブ対象 女性スクールコーチ研修会」対象事業

①9月10日(土)@高円宮記念JFA夢フィールド
 JFA Magical Field Inspired by Disney ファミリーサッカーフェスティバル“First Touch” in 千葉
②10月1日(土)-2日(日)@J-GREEN堺 中学校女子サッカー部フェスティバル
③10月15日(土)-16日(日)@高円宮記念JFA夢フィールド 中学校女子サッカー部フェスティバル

今回は、10月に開催した「中学校女子サッカー部フェスティバル」に参加した6名のコーチをコメントとともにご紹介します。

※中学校女子サッカー部フェスティバルの様子はこちらをご覧ください。
https://www.jfa.jp/grass_roots/news/00028199/

参加者コメント

君嶋莉緒さん(鹿島アントラーズ) ※10月15日-16日@高円宮記念JFA夢フィールドに参加
今回のフェスティバルを通じて、様々な環境で頑張っている選手たちが集まり、地域関係なく全力でサッカーと向き合い楽しんでいる姿を見て、サッカーと子どもたちの無限大の可能性を感じました。
子どもたちと一緒に身体を動かしたり、メインでトレーニングを指導したりした中で、ポジティブな働きかけは指導する上で必要なことだと思いました。上手くいかなかったことをそのまま伝えるのではなく、何かチャレンジしようとしていたことを認め、子どもたちが常にチャレンジできる環境、そして大好きなサッカーを楽しめる環境を作っていきたいです。
2日間参加させていただき、感じたことや学んだことを今後生かしていけるようにがんばっていきます。

平出遥夏さん(川崎フロンターレ) ※10月15日-16日@高円宮記念JFA夢フィールドに参加
私自身が中学生の頃に、サッカー部と女子のクラブチームに所属していたので、こういったイベントの存在はとても価値があると思います。そのようなイベントに、指導者として参加することができてとてもうれしかったです。
研修の中で、指導者の発する言葉や醸し出す雰囲気で、選手のモチベーションやパフォーマンスは大きく変化することを改めて認識しました。指導者のポジティブな言葉がけに選手は素直に反応していて、笑いながら楽しそうにプレーをしていました。短い時間の中で、選手同士や選手と指導者が打ち解けて、双方が楽しいと思える時間にするためには、指導者のパーソナリティや選手との接し方、雰囲気づくりがとても大切だと思いました。“女性同士“だから感じ合えることもあると思います。みんなが笑顔で溢れ、サッカーを存分に楽しめる場をこれからもつくっていきたいです。

鈴木海音さん(ヴァンフォーレ甲府) ※10月15日-16日@高円宮記念JFA夢フィールドに参加
今回初めてこのような研修会に2日間参加させていただき、他クラブの女性の指導者の方との交流含め、とても充実した時間を過ごすことができました。"普段男の子の中でやっている中学生の女の子たちが、いろいろな県から集まって女の子だけでサッカーをする。"すごく良い機会だなと思いました。
現在のスクールでは男の子の会員数が多く、女の子の会員は少ないので、フェスティバルやサッカー教室などまだサッカーをしたことがない子たちにもサッカーに少しでも興味を持ってもらえる機会をつくり、そして女の子のスクール生を増やしていきたいです。そこから、女子クラスを作ったり、女の子を招集して他クラブとも交流できる環境を、この研修を通じて作っていきたいと思いました。

佐藤衣里子さん(アスルクラロ沼津) ※10月15日-16日@高円宮記念JFA夢フィールドに参加
普段は別々の場所で活動している生徒の皆さんが今回のフェスティバルで集まり、一緒に時間を過ごすうちにチームとなっていく姿を拝見し、改めてサッカーは素晴らしいスポーツだと思いましたし、生徒のみなさんがとても頼もしくも感じました。JFAコーチのみなさんの指導を間近で観られる機会は貴重で、自分の指導を振り返る際の視点が増やせたことも大きな収穫でした。
当クラブでは幼稚園から男の子と一緒にできるスクールと小学3年生から女の子だけで活動するチーム、中学生でも女子でチーム活動ができる環境があり、いろいろな希望・選択に応えられると思います。日々の活動を濃く継続することに加え、Jクラブだからこそできることを模索していこうと思えるきっかけをいたただき、ありがとうございました。

岩崎真央さん(FC岐阜) ※10月1日-2日@J-GREEN堺に参加
中学校女子サッカー部フェスティバルを一緒に運営・指導させていただきましたが、とても印象的だったのは参加してくれた中学生の笑顔です。初めて会う参加者が多く、最初はみんな緊張している様子でしたが、アイスブレイクの中でお互いの名前を覚えたり、トレーニングの中でパス交換したりしているうちに少しずつ表情が柔らかくなっていきました。やっぱりサッカーの力はすごいなと感じました。
このように集まれる機会はとても貴重で、いろいろなチームの仲間と一緒に楽しくサッカーをする経験は今後もサッカーを続けていきたいというモチベーションになると思います。
私自身もこの活動を経て、女子がサッカーを始めやすい環境づくりをまわりの指導者の方々と協力して、これからも取り組んでいきたいです。

虎尾直美さん(ガンバ大阪) ※10月1日-2日@J-GREEN堺に参加
このような活動に参加することが初めてだったので緊張と不安しかなかったですが、普段と違う雰囲気を体験でき、またいろいろな方と関わり、充実した2日間を過ごすことができました。合同トレーニングやゲームでは指導者の方のポジティブな声掛けや実際の指導を見て、勉強になりました。今回、サポートという形で関わることができて良かったです。この経験を今後に生かしていきたいと思います。フェスティバルに参加させていただき、ありがとうございました。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー